今年春に発売延期を発表。そして今回のCEATECで来年中の発売が発表されたSED。その可能性や素性の良さは誰もが認めるところだが、果たして本当に世の中に投入されるのだろうか? SEDブースに展示された55インチのSEDディスプレイは、平塚にあるSEDのパイロットラインにて、量産向けプロセスを用いて製造された初のフルハイビジョンSEDだ。 その出荷スケジュールを確認するとともに、初めて公開されたフルHD SEDの画質をリポートしよう。昨年のCEATECでインタビューに応じていただいた、東芝 SED開発・事業推進プロジェクトチーム事業企画担当参事の森 慶一郎氏のコメントを交えながらコラムを進めていきたい。 まず出荷スケジュールに関しては、「福間(SED社長)がアナウンスした通り」(森氏)というように、2007年12月に平塚工場で55インチフルHDパネルの量産を開始。2008年中に元は東芝のブラ
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