日本における女性法曹の先駆者、三淵嘉子。その生涯をモデルにしたNHKの連続テレビ小説『虎に翼』が話題だ。
ビジネスの現場でAIの導入を模索する動きが活発化している中、このような状況に警鐘を鳴らす1人の研究者がいる。国立情報学研究所の新井紀子教授だ。「ロボットは東大に入れるか」をテーマに約5年の研究を進め、2016年にプロジェクトの一時凍結を決めた通称「東ロボプロジェクト」のリーダーである。 AIの研究者と聞くと、学生時代からコンピューティングの専門家をひた走ってきたとイメージする人が多いはず。しかし、新井教授の専門は数学であり、一時は結婚・出産を機に専業主婦の道を歩み、その後、研究職の道に復帰したという異色の経歴を持つ。 他のAI研究者にはないユニークなキャリアを誇る新井教授がAIに対する昨今の風潮や「東ロボプロジェクト」に秘められた思い、研究者としてなすべきことを語った。 私の専門分野は数学ですが、数学が好きだったから今の道に進んだわけではありません。幼い頃から「社会」に関心があると同時に、
2014/10/8 シリコンバレーとお茶の関係 「シリコンバレーにいる日本人」と聞いて、あなたは誰を想像するだろう? 野心あふれる起業家? スーパーエンジニア? IT企業のエース社員?…… そうした想像は、間違ってはいない。 ただ、日本からシリコンバレーに行くのは、決して起業家志望やエンジニアだけではない。営業マンとしてシリコンバレーに乗り込み、「日本ブランド」を売り込んだ男がいる。 飲料メーカー・株式会社伊藤園の角野賢一氏、36歳だ。 彼がシリコンバレーに残した足跡を一言で言えば、「シリコンバレーに、『お~いお茶』ブームを作った」ということになる。 「お~いお茶」と言えば、世界初の「缶入り煎茶」を前身に、日本を代表する緑茶飲料のトップブランドだ。その「お~いお茶」が、いまシリコンバレーで大人気であることを、どれくらいの人が知っているだろうか? ここで言うブームとは、「サンフランシスコのス
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