和歌山県在住の写真家・北田瑞絵さんが、共に暮らす柴犬の日常を撮影して投稿しているTwitterアカウント「inubot」。おもいっきり遊んだり家族に寄り添ったり、暮らしの中で一喜一憂する犬のいきいきとした様子が注目をあつめ、約3万9000人のフォロワー(2021年4月時点)が毎日の更新を心待ちにしている。現在はウェブメディア「ESSEonline」で、エッセイ「inubot回覧板」を連載している北田さんが、愛犬の写真をSNSに投稿をはじめたきっかけとは。そして、犬の気持ちが伝わってくるような写真の数々を通して気づいたこと、撮影において大事にしている思いなどを聞いた。 写真提供:inubot/北田瑞絵(@inu_10kg) 「犬はいつだって優しくて、包み込むような強さと気品がある」 ――Twitterで日々更新されている「inubot」は、どういった経緯でスタートしたのですか? 「Twitt