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ブックマーク / yashoku.hatenablog.com (3)

  • 焼き芋はどこまで甘くなるのか?―低温加熱による限界への挑戦 - 夜食日記

    スーパーの入口付近などで「焼き芋」が売られているのをよく目にしますが、今巷でちょっとした「焼き芋ブーム」なのだそうです。私も買いたいと思う時に限って、だいたい売れ切れています。 サツマイモは、「蒸し芋」よりも「石焼き芋」にした方がおいしいのは自明のこと。 石で焼いた芋が蒸した芋よりおいしく感じる要因の一つは、サツマイモ内のβ-アミラーゼという酵素がより働くことで、デンプンが分解され、麦芽糖などの甘い成分が生成するからです。 β-アミラーゼが一番活発に働く温度は約70℃であることがわかっています。石焼き芋の場合、その温度帯を長い時間かけて通り過ぎるため、酵素がより働き、甘味が増すというメカニズムです。 ここである一つの仮説が浮かびあがります。β-アミラーゼが働く低温加熱をずっと続けたらサツマイモはどうなるのか? 究極の甘さを持った焼き芋ができるんじゃないの?と。 ということで、生のサツマイモ

    焼き芋はどこまで甘くなるのか?―低温加熱による限界への挑戦 - 夜食日記
    cohal
    cohal 2015/03/16
  • 新しい料理を作るための“ゲル化” - 夜食日記

    国内外の前衛的なレストランでは、増粘剤などを使って、新しい感を持つ料理が次々と開発されました。この増粘剤によるゲル化の役割は、液体の材に粘りを増して形を保つことと、完全に固めることにあります。 増粘剤を使って、液体の周りをゼラチン質で覆う「球化(spherification)」と呼ばれるテクニックがエル・ブリのフェラン・アドリア氏らによって料理に取り入られています。 また、アルギン酸ナトリウムの他に、メチルセルロース、カラギーナン、レシチン、グアーガム、キサンタンガムなどの、増粘剤、乳化剤、安定剤の添加物を使って、液体のゲル化や乳化、感の変化など、新しいが創り出されています。 増粘剤等の種類によってできるゲルにはそれぞれ特徴がありますが、その中でも、メチルセルロースは少し変わった性質を持った添加物です。通常、ゲル化した品は高温になると粘度を失ってやわらかくなり、低温になるほど硬く

    新しい料理を作るための“ゲル化” - 夜食日記
    cohal
    cohal 2014/12/25
  • 「女性的食品」と「男性的食品」 - 夜食日記

    先日の大学院講義「品開発学特論」で、院生たちとディスカッションしたネタをひとつ。 いきなりですが、ある人の一日の事メニューを下に示します。 朝 クリームチーズベーグル 1個 オレンジジュース 1杯 コーヒー 1杯 昼 ツナとレタスのサンドウィッチ 1個 春雨スープ 1個 ヨーグルト 1個 夕 トマトの冷製パスタ 1皿 グレープフルーツのサラダ 1皿 小ぶりのパン 1個 間 フルーツタルト 1個 紅茶 1杯 野菜スティック 少量 ダイエットコーク 1 上のメニューを見て、べた人の性別は、女性、男性どちらだと思うでしょうか? だいたいの人は「女性」を思い浮かべるのではないでしょうか。 じつは、アラフォー男性である「私」のある日の事メニューです。 連夜のお酒で胃腸が“へたっていた”時で、おとなしめの事となっています。 品には、その品がもっている「イメージ」があります。その

    「女性的食品」と「男性的食品」 - 夜食日記
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