――『上伊那ぼたん』のOPムービーは、放送で流れるものとは違う、4:3の画面比率の「完全版」が公開されていますが、そもそも、ちなさんがこの画角に惹かれたきっかけは何でしたか? ちな 以前、初めてMVの演出(「それを愛と呼ぶだけ」)を引き受けたときに、せっかくTVアニメ以外のフォーマットで作るのだから、TVアニメでできないことをやりたいな、と考えたのがきっかけでした。そのときはまずシネマスコープ(2.35:1)で絵コンテを切ったのですが、原画で参加していた土上いつきに意見をもらいにいったところ、「ちなは空間を見せるシネスコよりキャラクターを見せる4:3のほうが向いてるんちゃう?」というアドバイスをもらって。そのアイデアを受けて4:3の画角でアニメを作っていく中で、このフレームが自分の表現したい感覚にはまっていると感じました。それ以来、監督作品の『でたらめな世界のメロドラマ』『ファーストライン

