オトナンサー編集部著「なぜ「Tシャツ」? ゼレンスキー大統領の姿から伝わるメッセージとは? 広報のプロに聞く」。22年03月21日の記事だ。 広報コンサルタントである山口明雄氏が次のように語っている。 『ゼレンスキー大統領のカーキ色のTシャツは『略式軍服』の一部なのです。CNNは、ゼレンスキー大統領が地下壕(ごう)のインタビュー室にはいってくる姿を、『緑色の略式軍服に身を包んで現れた』と報道しています。』 https://otonanswer.jp/post/109933/ この記事が「略式軍服」という言葉をメディアで使った最古の記事の一つだった。ではこの記事が「略式軍服」の発信地なのだろうか。いや、山口氏はCNNが「緑色の略式軍服」と報道したと引用しているだけだ。ならば次はそのインタビュー動画を確認せねばなるまい。 そして私は当該のCNNインタビュー動画を発見した。 2022年の3月2日
アート・リンゼイ──氷点下のボサノヴァ 『Invoke』(2002年)は、アート・リンゼイ(Arto Lindsay)が長年追求してきた“冷たいボサノヴァ”の頂点に位置するアルバムである。ノイズ・パンクの出自を持つ彼は、宗教的抑圧と肉体的欲望という二つの矛盾を音楽の中で統合した。電子的なビートとささやくようなボーカルが共鳴し、感情を削ぎ落とした静寂の中に陶酔の温度を宿す。 坂本龍一の背後にいた亡霊 多くのリスナーがそうであるように、僕もアート・リンゼイという名前を最初に知ったのは、坂本龍一や矢野顕子とのコラボレーションを通してだった。 『The Geisha Girls Show 炎のおっさんアワー』(1995年)の「ノメソタケ〜Minha Geisha」でもその奇矯な音世界に驚かされたが、彼の存在を強く意識するようになったのは、中谷美紀の『食物連鎖』(1996年)に収録された「sorri
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