ロシアとの戦争は5年目に入ったが、ウクライナの人たちのレイブを楽しむ姿勢は変わらない/Vladyslav Musiienko/Reuters キーウ(CNN) 雪と氷に覆われた暗い路地を人影が通り抜け、こもったビートが聞こえてくるコンクリート建てのビルへ向かった。ウクライナの首都キーウ中心部にあるそのビルの中で、赤い薄明かりがぼんやりと照らし出すのは、汗ばんだ体を押しつけ合って踊る集団だ。 赤い照明は軍用の懐中電灯を連想させる。ここから東へ数百キロ離れた前線でロシアと戦う兵士たちは、敵に見つからないように明るさを抑えた懐中電灯を使う。だが、キーウで最も有名なナイトクラブのひとつ「クローザー」に集まった人々にとって、パーティーはたとえ一夜限りでも戦争を忘れさせてくれる手段だ。 「このおかげで私たちは正気を保つことができる」とCNNに語ったのは、ワレリア・シャブリーさん(32)。クローザーで、

