米国の研究所、合成生命体に関する特許を申請 2007年6月13日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) Kristen Philipkoski 生命特許をめぐる論争に、また1つ新たな火種が加わった。合成生命体の特許を取得することは可能なのだろうか? 米国のJ. Craig Venter Instituteの研究者たちが、細菌の最小ゲノムの構築に関して、米国特許を申請している。特許申請書によると、申請されたのは「タンパク質をコードする遺伝子の最小セットで、細菌の富栄養培地で自由生活性の有機体を複製するために必要な情報を備えている」という。 これに対し、カナダの国際市民団体ETC Groupは6月7日午前(米国時間)、申請を批判する内容の声明を発表した。ただしこの声明は、「Microbesoft」[microbe=微生物]といった言葉を使ったり、クローン羊『ドリー』を引