「自分が死んでも日記は残る」がイヤでブログを始める ―― 一番最初の記事は、堀江氏のフジテレビ買収騒動に関するものですね。この騒動がきっかけでブログを始めたんですか? ちきりん たまたま、そのタイミングだったというだけですね。私ああいう文章はもともと日記として紙のノートにずっと書いてたんです。誰にも見せないプライベートな日記として書いて、何冊かたまったら数年おきに、捨ててました。何かがあって突然私が死んだときその日記が残っていると、私の内面が誰かにばれるじゃないですか。それが嫌だったんですよ。 でも、書いては捨ててを繰り返しているうちに「私は何をやっているのだろう」と思って、別の方法を考えるようになりました。日記は書き続けたいけど、物理的に場所をとらず、私が死んでも私が書いたと気づかれないようにしたい。それで匿名でブログを書くようになったんです。それなら仮に私が死んだとき、私のパソコンに日
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