二つほどトラックバックをいただいたので、それぞれについて。 まずはApemanさんから。>「「疑似科学と平和運動」について再び」 「似非科学的な人が市民運動やってると、市民運動全体の信用を下げるから問題だ」という発想が「似非科学的な人が護憲を主張してるから、護憲の主張自体もうさんくさい」という発想を「採用」したことになるのか。 批判の一部としてであれ、それを前提にして批判しているのですから、ならないわけがないでしょう。 ここには確かに考えるべきところはあって、あくまで「それはそれ、これはこれで評価すべき」と原理原則にのっとった反論をすべき、という考え方はあるでしょう。ただし私自身は、上で言及したエントリでも書いたように、陰謀論とか疑似科学的発想は「個別の」誤りではなく「体系的」に誤りを生みだす思考様式だからこそ問題にすべきだと考えているので、例えば「護憲」といったごく荒っぽいくくりにおいて