フラクタルを描くマンデルブロ集合は、細部と全体が自己相似性を持つことで、どこまで拡大しても同じような模様が繰り返し登場するという不思議な性質があります。このマンデルブロ集合のフラクタル図形を、コンピューターの存在しない13世紀に手動で計算して描画していた僧侶がいたというジョーク記事が公開されています。 THE MANDELBROT MONK http://users.math.yale.edu/public_html/People/frame/Fractals/MandelSet/MandelMonk/MandelMonk.html 1200年~1270年に生きていたと見られる僧侶のUdo of Aachen(アーヘンのウド)は、数学者・詩人・書写者・神学随筆家というさまざまな一面を持っています。ウド自身の名はさほど有名ではありませんが、彼の作品のひとつである「カルミナ・ブラーナ」は、有名