writer profile Yu Miyakoshi 宮越裕生 みやこし・ゆう●神奈川県出身。大学で絵を学んだ後、ギャラリーや事務の仕事をへて2011年よりライターに。アートや旅、食などについて書いています。音楽好きだけど音痴。リリカルに生きるべく精進するまいにちです。 「桜餅」というと、どんなお菓子を想像しますか? 「つぶつぶした桜色のおもち」を思い浮かべる方もいれば、 「餡子を皮でくるっと巻いたもの」を連想する方もいるかも。 じつはその違い、関西風と関東風なのだそう! 道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させ粗挽きしたもの)を使用した つぶつぶ食感のお餅は関西風、 小麦粉などの生地で餡を巻いたものは、関東風なのだとか。 こちらは関東風。〈菓匠あさだ〉のさくら苺餅(378円)。桜色の生地と桜葉で、餡と大粒いちごを巻き込みました。 関西風は大阪の道明寺でつくられたのがはじまり、 関東風は東京の長