おれは仕事が重なるとわやくちゃになる。いや、わやくちゃになる前に、最後に頼まれた仕事に取り掛かってしまう。それより前に頼まれていた案件の方が時間的に優先すべきだとしても、とりあえず目の前に提示された仕事を始めてしまうのだ。そして、「なんでそんなのやってるんだ、それは後でいい」、ということになる。あるいは、先に頼まれていた案件をすっかり失念してしまったりする。そうなると、おれはもう、頭がパンクする。 というわけで、おれには秘書が必要だ。 ……と言いたいところだが、よろずDTP、ライティングの末端二等兵に秘書などつけられるはずがない。 そこで、おれは秘書のかわりを見つけた。 でかい付箋、これである。なにか頼まれたら、たとえそれが比喩でなく一分で終わることであっても、案件を書きつけて目の前のiMacに貼り付ける。一分で終わったら、剥がして捨てる。 一枚の付箋には一件の案件しか書かない。できるだけ
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