YUV 4:2:2という表現を目にしたことがあると思いますが、あれは「輝度信号に対して色信号をどのように間引いているか」という表現です。 YUV 4:2:2であれば、輝度信号Yが4に対して、U信号が2、V信号が2づつの割合でサンプリングするという意味です。 NTSCにおける映像信号は、輝度信号Yと色信号Cで構成されています。 色信号Cは下記の過去の記事でも記述しているようにR-Y(Pr、Cr)とB-Y(Pb、Cb)の2値から構成されています。映像信号を圧縮する場合は、R-YとB-Yは基本的にセット扱いになるので今回はイレギュラなサンプリングは取り上げません。例:YUV 4:2:1など 実際は異なる色空間ですが、今回は便宜上、UをB-Y(Pb、Cb)、VをR-Y(Pr、Cr)と考えると理解しやすいと思います。 YUV色空間 Y = 0.299 * R + 0.587 * G + 0.114
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