インスタントカメラとインスタントフィルムの生産を2010年春から順次再開することも発表された。1937年に米国で創業したポラロイドは、日本でも50年の歴史を持つ。しかし、カメラの主流がデジタルに移行してフィルムの需要が低下したことなどを受け、2008年に米ポラロイドは経営破綻した。デジタルカメラや液晶テレビなどへ主力商品を移行するとともに、すべてのフィルム製品の製造を中止すると発表。世界的に大きな反響を呼んだ経緯がある。 サミット・グローバル・ジャパンは、日本国内におけるポラロイドの独占販売権を取得した。これまでポラロイドの製品を国内で扱っていた日本ポラロイドは、2009年12月1日にフロントランナーと社名変更している。 昔懐かしいリコーの「DC-1S」「DC-2L」のようなスタイルを採用した「Polaroid THREE」。かつてのポラロイドのように、用紙が前面から排出されるのが目を引く