町の古本屋っていうとこう、猫の額ほどの店内に、売る気があるのかないのかわかんないような古本が、けもの道みたいな通路の両脇に、腰の高さぐらいまでみっちりと積み重ねられ、店の奥にはメガネを鼻でかけてるような爺ちゃんが寺の秘仏みたいに鎮座ましまして店番してる。 そんなイメージがある。 しかし、茨城県土浦市の「つちうら古書倶楽部」は違う。古書店なのにデカイくて広いのだ。
記事名そのまま。SFが好きなのに科学ノンフィクションを読んでない人をみると「現代の最先端科学なんて、どれもほとんどSFでめちゃくちゃ面白いのにもったいない!」と思う。こんなことを考えたのも昨日、オービタルクラウドを最近出したばかりのSFジャンルをメインに執筆している藤井太洋さんのASCII.jp:ITとともに生まれた産業革命に匹敵する本質的な方法論 (1/4)|遠藤諭の『デジタルの、これからを聞く』 こんなインタビュー記事を読んだからだ。 藤井さんはデビュー作であるGene Mapperを含め、現代で可能な科学技術の延長線上に起こりえる地続きの未来描写が特徴的で、「今・ここにある技術の凄さ」が感じられるところが毎回凄いんだよなあとこれを読んでいて思い返していた。またそこで使われているアイディアは現代でもそのまま使えるものが多いし。技術的には現実が既にSFなのだ。 透明マントだって現実化して
ひとり呑みに慣れてしない読者にとって、この小さな冒険はかなり度胸が要るように感じられるかもしれないが、数回実行するだけでも、居酒屋に対する嗅覚が格段と上がると思う。 居酒屋への嗅覚をアップするこの「実験」は、本選びの嗅覚アップにも応用できるかもしれません。 実験:ステップ1 実験は二段階に分かれています。 まずは「ひとり呑み」段階。 住んでいる都市のなかで一度も降りたことない駅やバス停で降りる しばらく歩きまわり、街の雰囲気を把握する 自分の嗅覚だけで、よさそうに思える居酒屋に入る チェーン店居酒屋を選んではいけない 事前に居酒屋ガイドやネット情報を調べたりもしない 以上の手順を踏み、お店を選びます。 お店に入ったら、なぜそのお店に惹かれたのかを、なるべく細かく思い起こしてください。「なんとなく選んだ」の、なんとなくを分析するのです。 あるいは、このお店は失敗だと思ったら、どこが気に入らな
2014-04-11 たまらなく面白い!オススメなミステリを5つほど インフルエンザはすっかり良くなりましたが、まだ出社はできません。解熱後2日ということなので、あと1日待たないと。 暇なんでまとめサイトを徘徊していたら、こんな記事を見つけました。 ガチで面白いミステリー小説教えて : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ 私もミステリはかなり好きで、けっこう読みました。母がミステリファンなので、子供の頃から読み続けていますから、軽く1000冊は越えていると思います。最近はすっかり減ってしまいましたけどね…… とりあえず、上記のまとめサイトで紹介されていなかった中から名作と思うものをいくつかピックアップ。 平石貴樹「誰もがポオを愛していた」 だれもがポオを愛していた (創元推理文庫)posted with amazlet at 14.04.11平石 貴樹 東京創元社 売り
【メディア論】100年後の本 佐々木俊尚 第9回 2014.3.28.更新 この記事がとても面白かった。細かい内容よりもズバリ、タイトルで書いたように、 本は読むものではなく、記憶するものだった。 ここが、興味深い。僕が言いたいことも、これにつきます。もう少し表現を変えれば、本は記憶するものだ、記憶すると全く違った世界が見える、ということです。 もうちょっとコンビニエントに説明すると、ただ情報を摂取するのと、暗記するのは、自分の思考方法に与える影響が全く違います。 思考方法、、、もう少し噛み砕いていうと「考えるやり方」というのか「物事を考えるときの筋道」「発想のパターン」みたいなものは、型があるんですよ。これって、なんというか、とっても物理的なんだと僕は思うんですよ。 物理的というか身体的といったほうがいいかな?。 言葉でしゃべると、言葉でしゃべることができる、そのスピードとかに制限される
新潮社は2月28日(金)、村上春樹さんが翻訳した『フラニーとズーイ』(J・D・サリンジャー著)を刊行します。発売に合わせて特設サイトでは、村上さんの書き下ろしエッセイ「こんなに面白い話だったんだ!(全編)」のHTML版とPDF版を公開。「小説好きの人なら人生の中で一度、あるいは二度、読んでみるだけの、それもゆっくり時間をかけて読んでみるだけの価値のある希有な作品だ」と、『フラニーとズーイ』の魅力を記しています。 ▽ 〈村上春樹 特別エッセイ〉こんなに面白い話だったんだ!(全編)|村上春樹『フラニーとズーイ』|新潮社(HTML版) ▽ 『フラニーとズーイ』J.D.サリンジャー 村上春樹 訳|新潮社 エッセイには、村上さんが最初に『フラニーとズーイ』を読んだときの記憶、出版社からのオファーで初めて原文に触れた際の驚き、技巧的なサリンジャーの文章力など、さまざまな視点から『フラニーとズーイ』につ
前回は電子化という方法で蔵書問題を解決したケースをみてきた。 武田徹さんと大野更紗さん。二人に共通しているのは、電子本よりも紙の本の方が読みやすいという考えだ。大量に電子化してしまったことを武田さんは後悔していた。日常的に電子化をくり返し、電子化した本を後もちゃんと読むと言った大野さんにしても「リーダビリティは紙が上」「日本語の本は紙で手に入れたい」と言ったことを話していた。 全ての蔵書を電子化してしまうのは味気ないと僕も思う。iPadなどのタブレットの出現、読みやすさを劇的に良くするアプリの開発という二点によって、「電子化された書棚」というものの活用が可能になってきた。だけれども、それは、武田さんのような尖った人の新しいことへの挑戦か、場所がないけど本をたくさん所有したいという矛盾を解決するための打開策として実践するか、どちらかでしかやる価値がないのではないだろうか。 物体としての本を増
ストップウォッチを使って学習時間を増やす 本の内容を要約してみます。 学習効率を増大させる最大の秘密兵器が、このストップウォッチだ。 朝9時から晩の7時まで勉強したとしよう。 このとき、当然ながら10時間勉強したわけではない。 実際には5時間もやってなかったりするのだ。 学習をスタートするとストップウォッチで学習時間を測定するのだ。 トイレに行く時間はもちろんストップウォッチを止めなくてはならない。 初めにこれをやってみると、学習有効率、つまり勉強時間として過ごした時間の中で、実質的に学習に使うことのできた時間の割合は5割にも見たないこともよく見られる。 と、本にあるように、ストップウォッチを使って、時間を見える化しようというものです。 実際に、ストップウォッチで測るようにすると、学習時間の空白は減っていきます。 つまり、学習有効率を高めることが出来ます。 せっかく、机に向かっているのに、
あることを調べようと図書館にやって来た人の多くは、そのテーマを扱った書物を探そうとする。 そして、そうした本を見つけられなければ探しものは失敗したと思う。 では、そのテーマについての書物を所蔵しない図書館はもう何もできないのか? 否、否、三たび否。 あなたが知りたいことに一冊をささげた書物はなくても、図書館にはまだできることがある。 (関連記事) ・ビギナーのための図書館サバイバル・ガイド、他ではあまり書いてないけど大切なこと 読書猿Classic: between / beyond readers ・ネットでは逢えない書物に会いに行くー新入生におくるリアルワールドでの本の探し方 読書猿Classic: between / beyond readers ・辞書を引くこと、図書館を使うことは「読み書き」の一部である 読書猿Classic: between / beyond readers 一
学校が嫌いだった。勉強も、体育も音楽も美術も大嫌いだった。友達だってほとんどいなかった。教師も苦手だった。何度も仮病で休んだ。毎日嫌で仕方がなかった。 でも、学校では本が読めた。図書室には本があった。私は文庫本ばかり借りた。文庫本なら、お弁当を食べながらでも片手で読める。私は授業が終わるや否や文庫本を出して開いた。周囲の生徒らはおしゃべりをしながら休み時間を過ごしていた。 私が本を読んでいる限り、皆は私をほっておいてくれた。体育のとき、二人一組になりなさい、と言われてあぶれてしまうのはつらかったけれど、グループ学習でどのグループにも入れなかったときもつらかったけれど、今思い出しても胸が痛むけれどそれでも、休み時間になれば本が読めた。 私は本に救われ、守られてきた。本がなかったら、と思うとぞっとする。日本に文庫本があってよかったなとも思う。単行本は、お弁当を食べながら片手では読みづらい。文庫
サービス終了のお知らせ NAVERまとめは2020年9月30日をもちましてサービス終了いたしました。 約11年間、NAVERまとめをご利用・ご愛顧いただき誠にありがとうございました。
NHKで「サラリーマンNEO」や「あまちゃん」を担当したディレクターが、企画やアイデアの作り方、特に、新しいアイデアをいかに多くの人に受け入れてもらうか、そのコツをまとめました。 本連載は、2013年11月14日に発売した吉田照幸著『発想をカタチにする技術 新しさを生みだす“ありきたり”の壊し方』(日本実業出版社刊)から一部抜粋、編集しています。 どんな会社でも、面白いことは始められる! あの「サラリーマンNEO」を生み出し、「あまちゃん」を担当した異色のNHKディレクターの仕事術! 面白いアイデアを思い付いても、それを伝えて思惑通りに実現していくのはなかなか難しいもの。ともすると「前例がない!」「そんなのできない!」という声にかきけされてしまいます。 そんな中で、会社からも多くの人からも認められるものを作るには「きちんと人に伝えること」「自分の意思を通すこと」でも「独りよがりにならないこ
2014年01月27日12:00 ウェブで読める“名文”をたくさん集めた--ウェブ時代の文章読本より https://narumi.blog.jp/archives/2719865.htmlウェブで読める“名文”をたくさん集めた--ウェブ時代の文章読本より 去年11月に「ウェブ時代の文章読本 2013」というイベントに参加しました。あの「やまもといちろうBLOG」のやまもといちろう氏と、「小鳥ピヨピヨ」の清田いちる氏をゲストに、ウェブでテキストを上手に書く、面白く書くということについて論じるという内容で、大変面白かったです。 聞き手が、ライブドアブログの事業責任者・佐々木大輔氏と、日経BPの編集者・竹内靖朗氏というネットサービス側の人と紙の本を作る側の人というのもいいですね。このお二人の話もすごく勉強になりました。 で、メモりながら聞いていたらとんでもない長さになってしまったので3つに分け
2014年01月25日 面白い短編小説の傑作を教えてくれ Tweet 60コメント |2014年01月25日 12:00|書籍・読書|Editタグ :オススメ短編小説 x 1 :名無し募集中。。。:2010/12/11(土) 12:06:27.07 0 ID:? 長編物は挫折することが多い。 いい加減漫画だけじゃなく小説のほうも楽しみたいから頼む 2 :名無し募集中。。。:2010/12/11(土) 18:00:49.24 0 ID:? 星新一とかいいんじゃないでしょうか 13 :名無し募集中。。。:2010/12/11(土) 18:47:14.64 0 ID:? 宮部みゆきのサボテンの花 当ブログサイトはアフィリエイト広告、バナー広告を利用しています。 3 :名無し募集中。。。:2010/12/11(土) 18:02:14.61 0 ID:? 星の王子様読んどけ 4 :名無し募集中。。。
"プロ作家に聞いたところ、大半のアマチュア作家は、 「文章展開(情報の流し方)がダメ」であり、その一点だけをもって 「絶対、プロになれない」のだそうです。 ためしにプロ作家の人に アマチュア作家の作品の序盤をリライトしてもらったのですが、 その差は歴然でした。 プロ:「ふんふん」と苦も無く、読み進められた アマチュア:「誰の台詞?」「5行前の内容を今頃説明かよ!」など ところどころ、「うっ」となった。 なんかもう、 最初の数十行で「ふんふん」と読めないような書き方だと、 その後、どうクライマックスで盛り上がろうが、 ラストに大どんでん返しがあろうが、 編集さんに評価されず(売り物にできないと判断され)、 スルーされちゃうのだそうです。 でも、ほとんどアマチュア作家は、そこに気づかず、 (最初の数百文字で、ダメだと判断されているのに) 「クライマックス」や「ストーリー」や「キャラ描写」で 評
『タモリ論』(新潮新書)を上梓してから五ヶ月が経過した。おかげさまで本書は書店に並ぶ前から増刷がかかり、小説家を本業としている私にとって初めてのベストセラーとなった。 反響は予想以上のものだった。タレントやテレビプロデューサー、放送作家といったテレビの作り手側から、お笑いに詳しいと自任するマニアまで、賛否両論の声を頂いた。これまで小説を七冊書いてきたが、身に余るほどの称賛の一方で、貶す人はとことん罵倒するので、デビューから四年、その手の免疫はできていた、と思っていた。しかし今回ばかりは桁が違っていた。ツイッターで見過ごせない誹謗中傷をしてくる人に憤りを覚え、直接相手にはしなくても、それとなく反論したこともあった。小さいな俺と思った。 その間、幾つもの取材に応え、ラジオにも出演した。テレビ局から出演依頼があったが、弱者を嘲笑する、もっとも嫌いなタイプのバラエティ番組だったため断った。
1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/13(月) 17:29:10.14 ID:B6F3fBVe0 お前らF欄でも就職無いとか言ってるけどな 哲学科舐めんなよ 初めての授業で教授に就職先が無いだろうから資格を取るようにいわれ、 しかもその上、大学院に行くことは永久的無職をあらわすとか言われる 就職期になるとみんな達観した顔で 「就職先、来世」 とかそんな感じだからな マジでどこの企業も雇わないからな 潜在的死とか俯瞰的立場とか主観的理論とか認識論とか唯物論とかなあ マジで就職先が無いんだよ!!!! 学問を学びたいから学んだのに就職先が無いとかねありえないから 理系並みに精神削って学んだ上に、 理系の人間にお前ら何も考えてないよなとか言われるからな お前ら人生について4年間考えてみろよ 自殺する奴も少なくないし哲学科はマジでサバイバルだからな 質問には答える
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