期間限定サイト「村上さんのところ」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。 連日たくさんのアクセスをいただきました当サイトですが、2015年5月13日をもって、公開を終了させていただきました。当主の村上春樹さんは、しばしの休憩をとったあと、本来の小説のお仕事に戻っていらっしゃいます(当主からの最後の挨拶はこちら)。 1月15日のオープン以来、119日間という限られた期間でしたが、読者のみなさまと村上さんとの交流はたいへん面白く、そして意義深いものとなりました。3万7465通のメールをお寄せいただいたみなさん、そして、最後までご愛読いただいたみなさんに、あらためて感謝を申し上げます。 なお、当サイト上での質問者のみなさまと村上さんとのやりとりは、編集の上、新潮社より出版されます。くわしくはこちらをご覧ください。 新潮社 チーム縁の下
警視庁は4日、大麻を所持したとして立川署が現行犯逮捕した自営業の30代男について、簡易検査のミスがあり釈放したと発表した。再度行った検査で陽性反応が出たため、同署は改めて大麻取締法違反(所持)容疑で逮捕状を取ったが、男の所在は不明で、行方を追っている。 同庁組織犯罪対策5課によると、3日正午ごろ、東京都立川市で、車の中で寝ていた男を同署員が職務質問。バッグの中から大麻とみられる乾燥葉片約13.1グラムが見つかった。同署の男性巡査部長が検査したが、本来は3種類の試薬で検査しなければならないのに、2種類だけで実施。結果を「陽性」と判断し、同容疑で逮捕した。 男は容疑を認めていたが、署内で検査ミスが判明したため、逮捕から約4時間後に釈放された。巡査部長は「2年ぶりの簡易検査で失念してしまった」と話しているという。 同署は規定通り3種類の試薬を使った再検査で陽性反応が出たため、逮捕状を改めて
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日銀の量的・質的緩和政策は丸二年を迎え、当初の「二年で2%の物価上昇」目標は達成しなかった。日銀は金融政策の効果を分析し、約束を実現できなかったことの説明責任を果たすべきだ。 異次元の金融緩和は壮大な社会実験ともいわれたが、明らかになったのは金融政策で物価をコントロールするのは困難ということだ。安倍晋三首相の政策ブレーンといわれるリフレ派は「物価は貨幣現象であり、マネーの量で決まる」と主張してきた。貨幣(マネタリーベース)は約束通りに二倍に増えたが、物価は二年たっても、ほぼ横ばいなのである。 日銀の異次元緩和はこうだ。黒田東彦総裁は二〇一三年四月、資金供給量を二年で二倍に増やす大規模緩和を導入、「二年程度を念頭に2%の物価上昇を達成する」とした。期限をコミットメント(約束)することで、人々の物価上昇への「期待」に働きかける効果も狙った。 行き過ぎた円高が是正され、円安と株高が大幅に進んだ。
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