B型肝炎で患者が死亡し、神戸中央病院が会見。頭を下げる大友敏行病院長(手前から2人目)ら=17日午後3時1分、神戸市北区 「感染経路を解明できなかった。明確な原因をお伝えできず申し訳ない」。神戸中央病院は17日、記者会見を開き、大友敏行院長ら4人が深々と頭を下げた。 白衣で会見に臨んだ大友院長らは冒頭、「3人の患者が亡くなったことを重大に受け止めている。ご遺族にご心労をおかけしたことを心よりおわび申し上げる」と謝罪。その後、昨年11月12日に2人目が発症して以降に予備調査を開始し、3人目が発症した翌日の17日に対策チームを設置したことなどを明らかにした。 院内調査では「手術」「内視鏡検査」といった感染の可能性のある血液を介した措置について、それぞれの患者で検討したが、3人に共通しているものはないため、感染経路の特定には至らなかったとした。 一方で、死亡した3人のうちの2人と、感染源となった