医療経営のデータ分析サービスを提供するリーズンホワイ(塩飽哲生代表取締役 本社・東京都港区)は3月25日、医療圏間の患者の流入・流出状況など「地域型MR」の概念を取り入れたサービスの設計・開発に着手すると発表した。国の地域包括ケアシステムの浸透に伴い、製薬企業のMR活動が医療圏を軸とした地域・エリア型に特化することを想定したもの。がんや白血病など専門疾患を診る専門医や医療機関がエリア内で集約化されることから、専門医と患者のマッチングを意識したシステムの開発も目指す。これに伴い同社は、専門医限定SNS「Whytlink」のユーザー数を増強するほか、16年度中に心臓外科、呼吸器外科の疾患を中心に患者と医師のマッチングサービス「FindMe」をスタートさせる方針だ。 ◎病院データなどを組み合わせて患者の流れを分析 同社の提供する「リーズンホワイ・ストラテジー」は、全国3000のDPC病院や出来高