関節リウマチRAの治療で用いられるメトトレキサート(MTX)の副作用防止として葉酸を投与することは有名ですが、どんな副作用をどの程度防止するでしょうか? コクランレビューがでています。全文フリーです。 Folic acid and folinic acid for reducing side effects in patients receiving methotrexate for rheumatoid arthritis. - PubMed - NCBI Cochrane Database Syst Rev. 2013 May 31;5:CD000951. 背景:MTXはRA治療のファーストラインで用いられる。薬理作用は葉酸代謝の拮抗であり、多くの患者が粘膜・胃腸・肝臓・血液の副作用を経験する。葉酸の補充はこれらの副作用を軽減することができる。 研究デザイン:DB-RCTのメタアナリシ
メトトレキサート(リウマトレックス®︎など)を服用している患者さんには、必ずではないですが、かなりの確率で葉酸(フォリアミン®︎)が一緒に処方されています。 葉酸を併用するのは副作用を抑制するためです。 じゃあ、なぜ一日だけ? 当たり前のように併用されている組み合わせですが、考えてみると不思議なことがいっぱいです。 (2014年1月11日の記事でしたが、加筆修正を行いました) メトトレキサートと関節リウマチ 同じ成分でも使用する目的が異なる 抗がん剤としてのメトトレキサート製剤 関節リウマチ治療薬としてのメトトレキサート製剤 リウマトレックス(メトトレキサート)の作用機序 葉酸活性化阻害作用 アデノシン遊離促進作用 リウマトレックス(メトトレキサート)の副作用 フォリアミンの役割 フォリアミン服用のタイミング フォリアミンとロイコボリンの違い ロイコボリン救済療法 メトトレキサート・ロイコ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く