教養としてのゲーム史を読んだ。 というか、結構、前に読み終わっていたのだけど、ゲームロフトの仕事が忙しくて余裕がなかったので、この文を書くヒマがなかった…というのが正しいところ。 本の中身を簡単にまとめると「筆者、多根氏のゲーム史観に従って、ゲームを取捨選択し、テレビゲームの歴史の流れ(の一つ)を浮き彫りにした本」ということになる。 選ばれたジャンルとゲームは多岐に渡るけれど、だいたいにおいては妥当と言えると思う。もちろん「アレはいれないの?」と質問はしたくなるわけだけど何を選び、それから何を読み取り、何を書くかは書き手の権利だ。 とはいっても「スペースインベーダーの敵の動きからスクロールゲームは完成した!」なんてポカーンな事が書かれていれば「この書き手は、なんも調べず書いているのか!?」とか突っ込みたくなるトンデモ本って話になるけれど、選ばれているゲームはちゃんとしているし「それはちょっ