神戸への想い | 兵庫五国連邦(U5H)どこか京都弁に似た方言も、たたずまいも穏やかで、自己主張も強くない。なのに、そこはかとなく滲み出る風格と自信。古代から朝廷に献上した食材の質の良さか、交通の要衝として古くから重要視されてきた歴史か。農業が脚光を浴びる昨今、いまや神戸･阪神と互角!?
神戸新聞NEXT｜文化｜「神戸百景」の幻の原画発見 版画家川西英の水彩画
ハイカラな画風で知られる神戸の版画家川西英が戦後描き、半世紀ぶりに１００枚すべてが発見された水彩画シリーズ「神戸百景」の原画。版画風に表現している。左上から時計回りに「税関前」「中突堤」「太山寺」「神戸沖」 近代神戸のモダニズムを代表する版画家川西英が戦後描いた水彩画「神戸百景」シリーズの幻の原画１００枚が半世紀ぶりに見つかった。今春寄贈を受けた神戸市が２１日、発表した。神戸港や六甲山、有馬温泉など市内１００カ所の情景を捉え、地元愛あふれる明るくカラフルな作品群。神戸港開港１５０年目を記念し、神戸ゆかりの美術館（同市東灘区）で１１月に開幕する特別展で一括公開する。 生涯を神戸で過ごした川西は戦前、木版画の連作「神戸百景」を制作。郷土の情景や風俗を作品化し、高く評価された。今回発見された「神戸百景」は、地元の神港新聞社の依頼を受け１９５２～５３年に描いた連作。体力的な問題などから、版画ではな
神戸新聞｜社会｜一晩で「通路と階段」完成 阪神三宮駅の改良工事
２００７年から改良工事が続く阪神三宮駅に２日、上下線のホームをつなぐ通路と新しい西口階段がお目見えした。前日まで線路が通り、列車が行き交っていた場所が、一晩のうちに様変わり。乗降客も「一日で雰囲気がガラッと変わった」と驚いていた。 通路は、３本ある線路のうち、１日まで姫路方面の列車が走行していた真ん中の線路上に設置。奈良方面との入れ替えに伴い折り返し線となるため、線路がなくなるホーム西側の部分を活用し、乗り継ぎの利便性を図ることにした。 主な工事は、列車の運行を妨げないよう、１日の終電後から２日の始発までに行われた。架線を外し、線路をふさいで通路を確保した上で、新しい階段も設置する。限られた時間でのリニューアルに向け、今春ごろから下準備を進め、総勢４００人で取り組んだ。 地下駅ならではの苦労も。「作業上の制限が多く、資材置き場や人の配置にも頭を悩ませた」と阪神電鉄三宮工事事務所の村田豊喜所
神戸新聞｜社会｜実働８３年、レトロ車両現役 神鉄の車両工場
木造の車内。はがれた壁や床が刻み込まれた歴史を物語る＝いずれも神戸市北区鈴蘭台南町９（撮影・飯室逸平） 丸みを帯びた木製の内装、レトロな前照灯‐。神戸電鉄の鈴蘭台車両工場（神戸市北区）で、昭和初期に製造された車両「デ１０１」が現役で活躍している。かつては客車として沿線住民の足となり、その後はけん引車に転身。実働は８３年を数える。“同期”が次々と引退する中、ブレーキ音をきしませながら、えっちらおっちら働き続けている。（小川 晶） 運転席の天井から、長さ２０センチほどのひもが垂れ下がっている。同電鉄車両課技術助役の小林真也さん（４３）が木製の取っ手を引っ張ると、パンタグラフが開き始めた。 運転台のレバーを動かす。ガクンと前後に揺れ、小豆色の車体が走り始めた。ブレーキを入れると「グオン、グオン」と非常弁の音を響かせ、大げさに止まった。「操作が難しい。揺れるんでね」と小林さんは笑う。 デ１０１の導
神戸新聞｜文化｜「横尾忠則現代美術館」１１月３日に開館
美術館の前で「郷里に帰ってきたよう」と語る横尾忠則さん＝２日午前、神戸市灘区原田通３、横尾忠則現代美術館（撮影・山口 登） 西脇市出身の世界的美術家、横尾忠則さん（７５）＝東京都＝が２日午前、自身の作品コレクションの一大拠点として今年１１月に開館する「横尾忠則現代美術館」（神戸市灘区原田通３）を訪れた。横尾さんは、絵画や版画など約３千点に及ぶほぼ全ての作品・資料を兵庫県に寄贈。「何が起こるか分からない、新しい美術館になるのが楽しみ」と期待を込めた。 同館は、兵庫県立美術館王子分館「原田の森ギャラリー」の西館を今年３月に改装。モダニズム建築で知られる村野藤吾によるデザインを生かし、５階建ての館内に展示室や公開スタジオを備える。西脇市岡之山美術館やアンディ・ウォーホル美術館（米国）など、横尾さんと親交がある国内外の施設と連携しながら、展覧会やイベント、調査研究を展開する。 記者会見で横尾さんは
神戸新聞｜社会｜須磨海水浴場、入れ墨の露出禁止 神戸市条例改正へ
神戸市の須磨海水浴場で今夏、麻薬取締法違反容疑などで大学生らが逮捕された事件を受け、同市は２４日、海水浴客が入れ墨（タトゥー）を露出することを条例で禁じる方針を明らかにした。タトゥーは若者のファッションの一つとされ、同市によると、自治体が開設する海水浴場でこうした条例を定めるのは全国初という。 同市や兵庫県警、地元団体などによる「須磨海岸の健全化に関する専門チーム」が９月以降、１１回にわたり協議。この日中間報告書をまとめた。 入れ墨の露出規制は、皮膚の表面にシールを貼ったり染料を塗ったりする「フェイクタトゥー」についても、「本物と同じように見えるものは規制する」とした。罰則は設けず、場内放送などによる注意に従わなかった場合は退去命令を出す。 来年１月に「須磨海岸を守り育てる条例」の改正案を発表、２月の市議会定例会に提案する予定。改正案には、約１０カ所の喫煙スペース以外での喫煙禁止も盛り込む
神戸新聞｜神戸｜ラブラブなら割引＆記念写真 須磨海浜水族園
クリスマスやバレンタインデーに向け、須磨海浜水族園（神戸市須磨区若宮町）は、入園前に“愛”を表現できれば２人分の入園料と記念撮影料金が割引される「ラブラブカップルチケット」の販売を始めた。モジモジしながら「愛の告白」をするカップルの姿が、同園入り口にほのぼのとした雰囲気を醸し出している。 対象は、１８歳以上の恋人同士や夫婦など。入園窓口前のハート型「ラブラブ度お披露目シート」で向かい合い、ほかの入園客たちも見守る中、抱き合ったり、「愛してるよ」などと告白したりし、同園職員が仲の良さを認めれば購入できる。 チケットは１枚２８００円。通常（大人２人分入園料２６００円＋記念写真撮影料金千円）より８００円お得になる。クリスマスまでは記念写真撮影用に、トナカイの角が付いたヘアバンドやサンタクロースの帽子などが用意されている。 家族で抱き合ってチケット購入に成功した明石市の男性会社員（５２）は「普段は
神戸新聞｜神戸｜神戸の観光地で自転車し貸出し 利用者８割が満足
低炭素社会の実現を目指す社会実験「ＫＯＢＥまち・ちゃりシャトル」について、利用者の８割が満足していることが２２日、神戸市のまとめで分かった。市地球環境課は「利用人数は目標には届かなかったが、初回としてはまずまずの結果。事業化が可能かどうか、今後検討していく」と話している。 まち・ちゃりシャトルは、観光地での自動車利用を減らそうと、自転車や電動アシスト自転車を貸し出す事業。北野や三宮など６カ所に拠点を設け、１０月３日〜１１月２８日に実施した。 その結果、４１日間で延べ３２８９人が利用。うち８割が「満足」と回答していた。１日の平均利用者数は８０人で、同様の実験をした横浜市や名古屋市より多かった。目的で最も多かったのは「観光」の５０％。「ショッピング」の２７％が続き、「ビジネス」も１１％いた。 利用ルートで多かったのは北野‐元町、ハーバーランド‐三宮。市外在住者の利用が半数以上を占めた。観光や買
神戸新聞｜経済｜神戸空港、搭乗者６カ月連続減 １１月
神戸市が７日まとめた１１月の神戸空港の利用状況は、搭乗者数が１６万９８６２人と前年同月比７・１％減り、搭乗率も６７・８％と５・２ポイント下落した。便数削減などが響いたためで、それぞれ６カ月連続、３カ月連続でマイナスとなった。 前月比では、搭乗者数がスカイマークの鹿児島線開設（９月）や茨城線の再開（１０月）などで増加傾向だったが、５カ月ぶりに減少に転じた。羽田空港の拡張に伴い、九州方面の路線が神戸経由でなくなったことなどが影響したという。 路線別の搭乗率は、羽田が８２・５％と前年同月比０・９ポイント減ったほか、那覇（１ポイント減）、熊本（８・３ポイント減）も低迷。新千歳は０・７ポイント増の７０・５％だった。茨城は５４・９％、鹿児島は５９・５％。 航空会社別では、全日本空輸が６５・８％で３ポイント減。スカイマークは１８・５ポイント減の６９・５％だった。（石沢菜々子） (2010/12/07 2
神戸新聞｜神戸コスプレコレクション2010
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神戸新聞｜社会｜鎮魂の灯り２０万個 神戸ルミナリエが開幕
阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し、復興を願う光の彫刻「神戸ルミナリエ」が２日、神戸市中央区の旧外国人居留地などで開幕した。約２０万個の電球が厳かな輝きを放ち、約２７０メートルの光のアーチを１２万９千人が見上げて歩いた。１３日まで。 今年は「光の心情 輝きの記憶を留めるために」がテーマ。鎮魂の原点に戻ろうと、１６回目で初めて震災遺族らが会場で語り部を務め、犠牲者数の６４３４個の光のモニュメントも制作される。 開催資金難のため、主催の神戸ルミナリエ組織委員会は「１人１００円募金」を呼び掛ける。点灯は平日が午後６時ごろ、土日が午後５時ごろから。（直江 純） (2010/12/02 22:48)
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