米Google Inc.は22日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv2.0.172.33を公開した。本バージョンでは1件の脆弱性が修正されている。 脆弱性の内容は、Webサーバーから特定のレスポンスを受信した際の処理でバッファオーバーフローが発生するというもの。これにより、本ソフトの強制終了や、任意コードの実行が引き起こされるおそれがある。攻撃者によりログオンユーザーの権限で任意コードを実行させることが可能となり得るため、同社は本脆弱性を重大なものと位置付けている。 そのほか、一部のHTTPSサイトの読み込み中に本ソフトが強制終了する不具合と、Webプロキシーサーバー「Squid」を経由してHTTPSサイトへ接続する際にNTLM認証が失敗する不具合が修正されている。 「Google Chrome」は、Windows XP/Vistaに対応す
タブをデスクトップ四辺などへドラッグ&ドロップすることでウィンドウを再配置できる“Windows 7”風のリサイズ機能を搭載 米Google Inc.は21日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」v2シリーズ初の正式版となるv2.0.172.28を公開した。Windows XP/Vistaに対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできるほか、既存ユーザーはバージョン情報画面から自動アップデートを行うことも可能。 「Google Chrome」は昨年12月にv1の正式版が公開されて以降、v2のベータ版や、ベータ版よりさらに不安定な早期開発版“Developer preview”が公開されていたが、今回、v2として初めて一般ユーザー向けの正式版としてリリースされた。 v2では、レンダリングエンジン“WebKit”およびJavaScriptエンジン“V
2009/05/22 グーグルは5月22日、オープンソースベースのWebブラウザの最新版「Google Chrome 2.0正式版」をリリースした。Windows XP/Vista対応版を同社のWebサイトからダウンロードできるほか、インストール済みのChromeは自動アップデートされる。同社は2008年9月に初めてのChromeベータ版をリリースしてから、約3カ月でバージョン1.0正式版を出し、さらにその後5カ月強でバージョン2.0を出したことになる。 Chrome 2.0のChrome 1.0からの機能強化・追加は以下の通り。 JavaScriptエンジン「V8」の高速化。JavaScriptを多用するページでは1.0に比べて30%高速化しているという フォームのオートフィル機能を実装 プロキシ設定を自動化するPACファイル対応 新規タブを開いたときに表示されるサムネイルの編集機能 プ
米Google Inc.は5日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv1.0.154.64を公開した。本バージョンでは、Google社内で発見された2件の脆弱性が修正された。同社による本脆弱性の深刻度の位置付けは、最も高い“緊急”および2番目に高い“高”となっている。 “緊急”の脆弱性の内容は、タブのプロセスにおいてテキストデータを読み込む際に内容が適切に検証されておらず、最悪の場合本ソフトを強制終了させられ、ログインしているユーザーの権限を用いて任意のコードを実行可能になるというもの。もう1つの脆弱性は、画像のサイズを計算する際の処理に不具合があり、細工を施された画像などを読み込むとタブが強制終了し、タブのプロセス内部で任意のコードが実行可能になるおそれがあるというもの。 そのほか、Webアプリをオフラインで利用可能にするプラグイン「Goog
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