先日、脚本家北川悦吏子が何かTwitterで騒動を起こしたとか起こさないとかの情報が流れてきた。 その騒動自体には興味がわかなかったのだけれど、昔よく見ていた北川悦吏子脚本のドラマのことを思い出した。 「ロングバケーション」「ビューティフルライフ」「ラブストーリー」「オレンジデイズ」1990年代後半から2000年代前半にかけて、人気恋愛ドラマといえばこの人の脚本だった。 北川悦吏子の脚本は女性も男性もまったく共感できない登場人物ばかりなのだが、それでもつい見てしまう。 内容もベタベタで、お約束の連続なのだが、なんだかんだ言ってやはり面白かった。 そこまで考えて思い出したのが、自分は「愛していると言ってくれ」の主人公である水野紘子がとてつもなく苦手だった。 言動の一個一個が恥ずかしくて恥ずかしくて、見ていると尻のあたりがむずがゆくなってくるのだ。紘子の動作のひとつひとつが見ていられない。 「