絶滅したニホンオオカミは日本の固有種ではなく、現在も世界に広く生息しているオオカミに属する亜種であるとする遺伝子解析結果を、岐阜大の石黒直隆教授と松村秀一教授らのチームがまとめた。骨の形の特徴から、ほかのオオカミとは別種とする説があったが、否定されたとしている。9日に日本獣医学会で発表する。 研究チームは本州や九州、四国に生息していたニホンオオカミ6頭の骨から、細胞に含まれるミトコンドリアのDNAを採取。北米や欧州にいる57頭のオオカミのDNAなどと比較した。オオカミは現在、ハイイロオオカミ1種だけが生息しているとされている。 解析の結果、ニホンオオカミは、ハイイロオオカミと同じ種であることがわかったという。12万~13万年前に枝分かれした亜種とみられる。朝鮮半島と陸続きだった時代に渡ってきたと考えられるとしている。 チームはこれまでもミトコンド… こちらは有料会員限定記事です。有料会員に
経済産業省は、原発の依存度を可能なかぎり低減するという政府方針に基づき、電力各社が運転開始から40年以上たつ原子力発電所の廃炉を判断できるよう、会計上の特例措置の拡充など必要な支援を検討しています。 これを踏まえて、電力各社は対象となる原発を廃炉にするか判断することにしています。 国は去年、新たに原発の運転期間を原則40年としたうえで、例外的に延長する場合、特別な点検を受けることを義務づける制度を導入しています。 この制度の下、来年7月に運転を延長するかどうかの申請期限がくる原発は、▽日本原子力発電の敦賀原発1号機、▽関西電力の美浜原発1、2号機、高浜原発1、2号機、▽中国電力の島根原発1号機、▽九州電力の玄海原発1号機の合わせて7基となっています。 電力各社にとって原発を廃炉にすると廃炉にかかる巨額の費用を損失として計上せざるをえなくなり、経営上の負担になることから、廃炉の決断をためらう
テニスの4大大会、全米オープンは6日(日本時間7日)、ニューヨークで第13日があり、男子シングルス準決勝で世界ランキング11位の錦織圭が同1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6―4、1―6、7―6、6―3で下し、男女通じて日本テニス史上初の4大大会シングルス決勝進出を果たした。 錦織は4大大会7度制覇のジョコビッチに対し、優位に試合を展開。1セットずつを取り合った第3セット、タイブレークを制すると、続く第4セットも第1ゲームで相手のサーブをブレークし、そのまま押し切った。 準決勝のもう1試合はマリン・チリッチ(クロアチア)が6―3、6―4、6―4のストレートでロジャー・フェデラー(スイス)に快勝した。 錦織は8日午後5時(日本時間9日午前6時)に予定されている決勝で、チリッチと、ともに初優勝をかけて対戦する。 錦織は4回戦で同6位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、準々決勝で同4位のスタ
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