ノーベル文学賞受賞が報じられた直後に撮影されたアルベール・カミュ(Albert Camus、1957年10月17日撮影、資料写真)。(c)AFP 【11月27日 AFP】フランスの2人の著名な作家で哲学者のアルベール・カミュ(Albert Camus)とジャンポール・サルトル(Jean-Paul Sartre)との間で交わされた手紙の1通が、先ごろフランス国内で見つかった。手紙はカミュからサルトルに宛てたもので、1970年代からサイン収集家の自邸暖炉の上に額縁に入れられた状態で飾られていたという。 実存主義文学の古典ともいわれる小説「異邦人(L'Etranger)」などで知られるノーベル文学賞作家、カミュによるこの手紙には日付が記されていないが、1951年3~4月に書かれたものとみられ、有名な「カミュ・サルトル論争」で決裂した2人の作家が、その少し前には良好な関係にあったことを示すものだ。
香港で開催中のクリスティーズオークションで、11月27日午後、明時代・永楽年間(1402~24)のタンカ(仏教に関する人物や曼荼羅などを題材にした掛軸)が3億4,840万香港ドル/4,500万米㌦(約 52億円)で落札された。国際規模のオークションハウスが取り扱った中国美術として、史上最高の落札額の記録となる。 落札したのは、コレクターとして知られる上海の龍美術館(Long Museum)のオーナー 劉益謙(Liu Yiqian)氏で、クリスティーズに対し、「これほど意義深く歴史的な15世紀のタンカが中国に戻り、龍美術館で今後長年にわたって展示できることを誇りに思います」と電話でコメントを寄せている。クリスティーズによると同作は「縦3メートル、幅2メートルを超えるこの絹のタンカは、全面に見事な刺繍がほどこされ、何百年もの歴史を経た今も素晴らしい状態を保つ名品」。今回の落札を巡っては通常は1
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