新学期が始まって約2週間。子どもたちも新しい学校やクラスに慣れてきたところでしょう。新学期とは限りませんが、子どもを持つ保護者にとって悩みのタネのひとつ、といえばPTAの行事に参加することや役員の選出でしょうか。「役員になりたくない」「無理やり役員にされてしまって憂鬱……」といった声をよく聞きます。 外で働いている保護者にとって、PTAの仕事をすることは大きな負担になりますし、外で働いていなくても、「余計なことはしたくない」「みんなに気を遣って疲れる」と思っている人は多いでしょう。 しかし、中国ではそういう話はあまり聞きません。むしろ「ぜひともPTA(中国では家長委員会という)の役員になりたい」、「PTAの役員に立候補して、絶対に選ばれたい」といった声を聞きます。むろん、個人差がありますので全員がそう思っているわけではありませんが、日本のように「それだけは勘弁して……」といった感じはありま