★1 50年毎に正反対になる中共の対外戦略 最近、中共は「建党100周年」の準備をしており、中身は自画自賛だ。しかし、中共の対外戦略を見れば、別の視点が得られる。それはこの100年間の中共の対外戦略は対米敵視から対米接近、また対米敵視という閉ざされたループをほぼ繰り返してきたことだ。 もし、中共の経済改革の方向が、国際経済に溶け込み、国際ルールを守り、国際社会に近い市場経済体制を目指して経済改革を行って、西側社会の先進国である米国と親密になることがだったとすれば、では今日、米国を敵視する立場に戻るのは時代に逆行するものだろうか? もし、中共はもともと民主主義と西側を敵視しており、100年後も必ず米国を敵視するのであれば、その100年間の間の数十年、米国に近づいて、成果を上げたという事実は、中共の成功なのか、失敗なのか? 興味深いことに、中共とアメリカとの関係を測ると、その100年はちょうど