画像は「Getty Images」より メキシコの麻薬組織に雇われたボディガードたちが、間違えて雇用主であるボスを射殺してしまうという最悪のミスを犯し、話題になっている。 事件は9月28日の夜、メキシコ・シナロア州クリアカンの病院で起こった。その日、同州最大の麻薬組織「シナロア・カルテル」に雇われた複数名の男たちは、入院中の幹部を警護する任務に就いていた。 すると、病室にひとりの男が現れた。男は入院している幹部の手術代を支払いに来たというが、顔に見覚えはないし、特にそういった連絡も受けていない。しかもよく見ると、銃を携帯している。刹那、ボディガードたちはこう判断した――「敵対組織のヒットマンだ!」 シナロア州は現在、メキシコ国内で最も危険な地域のひとつといわれており、麻薬組織の抗争で死者が絶えない。そんな土地柄において、ボディガードたちが下した判断は適切だったともいえるが、今回限りは最悪の