2023年10月24日、ついに国会でジャニーズ性加害問題が取り上げられた。 これは、子どもの人権を守るための、歴史的な一歩だ。 もっとも、この重要性を、多くの日本人は理解できていない。 だから、「芸能プロダクションの話なんて国会で取り上げる話じゃない」とか、「芸能界に特有なことだろ」とか、勘違いを続ける人がいまだに多い。 それは、テレビ局も同じ。 彼らは、ジャニーズの「性加害」問題が、違う形で日本社会の隅々で起きていることに気づかない。 大手中学受験塾の「四谷大塚」では、小学生女児に対する盗撮で逮捕される先生が相次ぎ、小学校でもワイセツ教師が事件化し、毎日の通学電車では女子中高生が痴漢の被害に遭っている。 新宿・歌舞伎町では、家が危険で帰れないから無断外泊するしかない「トー横キッズ」が、今夜も知らない男とホテルに行って生活費を得ている。 こんな居場所のない子の集まる拠点は全国各地にあるが、