フィンランドに住むおばあさんが家族と共に自然公園内を散歩していたところ、道端でうずくまるようにして倒れているリスを発見した。既に死んでいるかのように見えたが近づいてみるとまだ息をしている。 どうやら巣から落ちた後、鳥に襲われたようだ。片目がひどく損傷していたが、そこにまだ命のともしびが宿っている。この家族はリスを保護し、動物病院に連れて行った。 この物語は、この家族の1人である男性が、海外掲示板サイトに「人生で一番甘い思い出」として投稿したものである。 リスはアーツ(フィンランド語読みでは”アルットゥ”)と名付けられた。3歳のいとこが読んでいた童話から取った名前だ。アーツは奇跡的な回復を見せた。そして当たり前のようにこの一家の一員となっていったのだ。 この画像を大きなサイズで見る まったく物怖じしないアーツ。自分を人間と思っているようで、何かしていると、「なに?なに?まぜて!」と寄ってくる