10月28日午後、都内のホテルでウィルコムの秋冬商戦向け新製品・新サービス発表会が開催された。しかしその内容は、冒頭よりウィルコムの苦戦する現状について話すという衝撃的なものだった。 副社長の土橋氏がウィルコムの営業状況を説明した。それによると携帯市場の競争激化によりウィルコムの契約数が8月から10月まで純減している。その原因の一つとして、パソコンでのデータ通信市場が3Gとの競争で厳しい状況に置かれていることがある。 ただ、そのような状況であるが、個人向け音声サービスに関しては、24時間ウィルコム間定額サービスによって契約数が純増している、とのことだった。 秋冬商戦はなんとか耐え、春商戦での起死回生に賭ける 今回、スマートフォン系の発表は、このシャープ製端末WILLCOM 03 新色ブラックトーンのみ。既存端末のカラーバリエーションで、男性や法人ユーザーをターゲットにした製品だ 発表会後半