新型コロナウイルス新潟県内定点調査、感染報告1087人(2月12日~18日)1医療機関当たり12.64人、2週連続で減少
子どもの登場人物による露骨な性行為が描かれた漫画などの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例改正案について、都議会総務委員会で13日午後、採決が行われ、賛成多数で可決された。 15日に開かれる本会議で可決・成立する見通し。 同改正案では、子どもの登場人物による、「刑罰法規に触れる性交等」を「不当に賛美・誇張するよう描写した漫画」などは、第三者機関の審議を経て、書店に対し、一般の書棚から成人コーナーへ移すことを義務づける。例えば、幼女が性的暴行を受けるシーンが続く漫画などが対象となる。来年7月までに施行される。 同改正案を巡っては、PTA団体などが早期の成立を求める一方、漫画家や出版社などが反対声明を出すなどしていた。
性描写規制条例案を可決=15日成立−都議会総務委 性描写規制条例案を可決=15日成立−都議会総務委 東京都議会総務委員会は13日、過激な性描写のある漫画やアニメの販売規制を目的とする都青少年健全育成条例改正案を民主、自民、公明各党の賛成多数で可決した。15日の本会議で成立する見通し。漫画家らの創作活動を萎縮させるとの懸念があることを受け、条例の慎重な運用などを求める付帯決議も行った。 改正案は、刑罰法規などに触れる性行為を「不当に賛美・誇張した」漫画などを販売規制の対象にしている。都議会最大会派の民主党などが「規制対象があいまい」と反対し6月議会で否決されたが、都は同党の意見を踏まえ内容を修正し、12月議会に再提出。同党は修正内容を評価し賛成に回った。漫画家や出版社は「表現の自由を侵害する恐れがある」として反対を表明している。(2010/12/13-15:30)
過激な性描写のある漫画などを子どもに売れないよう規制する東京都の青少年健全育成条例改正案が13日、都議会総務委員会で、民主、自民、公明各党の賛成多数で可決された。出版社などが「表現の自由を侵す恐れがある」と反発していることに配慮し、規制の慎重な運用を求める付帯決議が付けられた。共産と生活者ネットワーク・みらいは反対した。15日の本会議で成立する。 改正案は、刑罰法規に触れる性行為や近親相姦(そうかん)を「不当に賛美・誇張」した漫画などを18歳未満に販売できないようにする内容。6月に否決された前回案が「規制対象があいまい」との批判を浴びたため、都は対象の明確化を図り、再提出した。前回案に反対した民主党も「規制拡大の恐れはない」などとして賛成に転じた。
13日の東京都議会総務委員会で可決された青少年健全育成条例改正案。都は「表現規制が目的でない。どんな漫画も描くのは自由」と強調するが、漫画家たちは「事実上の表現規制になる」と反論する。「過激な漫画」の現場から売れっ子を目指す漫画家の一人に話を聞いた。 「私たち漫画家のほとんどが個人事業者。そのうえ世間が相手の商売なので、風当たりには敏感。面倒な規制ができると、引っかかるのが怖くて規制のずっと手前で描けなくなってしまう。すでに萎縮し始めている仲間もいる」。20代後半でデビューした野上武志さん(37)は硬い表情で口を開いた。東京都練馬区内のマンションに自宅兼仕事場を置き、お色気とミリタリー物を掛け合わせたジャンルの作品を月刊誌で連載している。 現行の都条例は、性交を露骨に描いた「著しく性的感情を刺激」する漫画を18歳未満に売ることを禁じる。だが改正案は、描写がそこまででなくても、強姦など「刑罰
2010年の電子書籍市場の主役は,間違いなく「iPad」だった。米Apple Inc.が米国で4月に発売したこのタブレット端末は,それまで米Amazon.com Inc.が“王者”として君臨していたこの市場に鋭い楔を打ち込んだ(関連記事)。 iPad登場の最大のインパクトは,電子雑誌や電子コミックといった新たな市場を拓いたことである。Amazon.com社の「Kindle」など従来型の電子書籍専用端末は,紙に近い反射率やコントラスト比を有する白黒の電子ペーパーを搭載している。長時間,文字を読んでも目が疲れにくいのがウリで,書籍に適した端末である。ただし,カラー表示には対応していないので雑誌やコミックには向いていない。 カラー液晶パネルを搭載するiPadは,これとは逆に雑誌やコミックに適している。実際,iPadの登場後には,数多くの電子雑誌が発売された。例えば米国の大手出版社Conde Na
13日、東京都議会総務委員会は「東京都青少年健全育成条例」を可決した。付帯決議で「慎重な運用」を盛り込んだというが、それなら慎重に運用できるような条例に修正するのが一番だ。2009年政権交代の序曲は、7月都議会議員選挙の民主党の地滑り的勝利から始まった。肝心の政権の方も、ダッチロールを重ねている。「無駄な公共事業の見直し」でも、最初の金看板の八ッ場ダムで玉虫色になり、そして国営諫早湾干拓事業では、福岡高裁「開門命令判決」を「まさかの上告」が取り沙汰されている。 都議会で採択された付帯決議を読んでいないが、決定的な拘束力を持つものではない。今回の「青少年条例改正案」自体が、基本的には「当局におまかせ」という構造になっていて、「慎重に運用します」と言われれば「ああ、そうですか」と言う以外になくなる。いきなり、濫用と指摘されるような下手な真似はしないだろうが、「マンガ・アニメ等」の視覚描写物は青
日本放送出版協会(NHK出版)は12月13日、電子書籍ビューワと連携したシェアリーディングサイト「SHARE READER」を公開した。 SHARE READERは、電子書籍ビューワアプリケーションで閲覧できる電子書籍と連携し、読者同士がコメントや感想を共有できるウェブサイト。ユーザーは、対応するビューワで閲覧する電子書籍から気に入ったフレーズを選択し、コメントを入力して共有できる。 共有されたフレーズとコメントはSHARE READERのサイト上に投稿される。Twitterとの同時投稿にも対応する。NHK出版では、Twitterとビューワアプリの連携により、シェアリーディングのストリーム化を図り、新しい読書体験の提供を目指すとしている。 NHK出版では出版業界や電子書籍市場の活性化のため、SHARE READERのプラットフォームを無料で他の出版社とシェアするとしている。サイトのコンセプ
「東京都青少年健全育成条例改正案への反対を全面に出して戦いたい」――大みそかに開かれる格闘技イベント「FieLDS Dynamite!! ~勇気のチカラ2010~」(TBS系列で中継)参戦が決まったコスプレファイターこと長島☆自演乙☆雄一郎選手は12月13日、対戦カードを発表する記者会見でこう語った。会見はUstreamで配信され、最大で1500人以上同時視聴した。 自演乙選手の対戦相手は、総合格闘家の青木真也選手。後日発表予定の「特別ルール」で戦うという。 アニメ「生徒会役員共」の七条アリアのコスプレ姿で会見に登場した自演乙選手は、Dynamite!!参戦の喜びを語った上で「ヲタとしてのメッセージ」として、「都の青少年健全育成条例の改正案に大反対」と切り出し、「表現の自由が奪われれば、コスプレの自由が奪われるかもしれないので、それ(改正案反対)を全面に出して戦いたい」と話した。 大みそか
日本放送出版協会(NHK出版)は12月13日、電子書籍の感想を共有できるソーシャルリーディングサイト「SHARER READER」(シェアリーダー)を公開した。Webブラウザから利用できるほか、iPhone/iPad用電子書籍ビューワと連携、電子書籍を読みながら気になるフレーズを投稿できる。利用にはTwitter IDが必要で、投稿した内容はTwitterにも反映される。 登録された書籍について、読者が気になるフレーズを投稿・共有したり、感想を投稿できる。iPhone/iPad対応アプリ「DReader」(ダイヤモンド社)を使った電子書籍なら、読みながら気になるフレーズを共有したり、感想を投稿することも可能。気になるフレーズをなぞって「シェアする」ボタンをタップすると投稿画面が開き、コメントを付けて投稿できる仕組みだ。 ネットを使った“シェアビジネス”について論じる「シェア 〈共有〉からビ
東京都が議会に再提出している青少年育成条例の改正案について、携帯電話メーカーやコンテンツ事業者などが参加する業界団体・モバイルコンテンツフォーラム(MCF)が12月13日、反対する声明を出した。「表現の多様性を確保するための慎重な審議がなされておらず、青少年保護は現行制度で十分に対応できる」と訴えている。 MCFは改正案について、「青少年の健全な判断能力を育成するために必要な表現行為自体を禁止するような規定となっており、かえって青少年の健全な育成を阻害する可能性が高くなっている」と指摘。 「青少年の健全育成という本来の目的を逸脱し、都が決めた道徳や倫理観を一方的に押しつけるパターナリズムによる理念が先行している」「他者の立場を認めない不寛容で尊大な考え方によって進められているのではないのかという不信感を感じざるをえない」と批判し、「慎重な審議を強く要望する」としている。 改正案は、13日に
米Appleは、モバイルOS「iOS」に搭載していた、プロテクト解除(Jailbreak)済み端末を検知する機能をいつのまにか削除していた。米メディア各社(PC Magazineなど)が米国時間2010年12月10日に報じたところによると、最新アップデート「iOS 4.2」で削除されたという。 Appleは、6月にリリースした「iOS 4.0」にJailbreak検知APIを初めて導入した。ファイルシステムに変更を施すJailbreak行為は、企業のネットワークにとってセキュリティの脅威となる。Jailbreakされた「iPhone」スマートフォンなどから企業ネットワークにアクセスすると、エンドユーザーが意図しなくても悪意のあるプログラム(マルウエア)をネットワーク内に呼びこむ危険性がある。そのため、Jailbreak検知APIはモバイル端末管理(MDM)APIの一部として提供したものだっ
●「書店規模」と「分類別売上高前年比」を掛け合わせると…… 興味深い傾向を見せているのは、この2つの掛け合わせ。つまり、書店規模別に、出版物の分類別売上高前年比に違いが確認できるのだ。大きく「大規模書店ほど好業績」「小規模書店ほど好業績」の2区分に該当する、出版物分類項目をそれぞれ抽出し、グラフ化を行うことにする。 最初は「大規模店舗ほど好業績」の分類。「好業績」といっても「前年比マイナスの値が小さい」ものがほとんどなので、表現としては「悪くない」「業績悪化度が小さい」とした方が妥当かもしれない。ともあれ、スケールメリットが効いている分類だ。 「コミック」に至っては大規模店舗は前年比プラスを見せている。これはネット通販で体験したことも多いであろう「まとめ買い」「同一漫画の連続巻買い」が大規模店舗なら可能な場合が多いことに起因すると見て良い。小さな本屋だと場所の問題もあり、コミックは大抵最新
乖離するハードとソフト それは奇妙な光景だった。 NHKスペシャル「メイド・イン・ジャパンの命運」(2010年1月24日放送)は、東芝が社運をかけて開発したCELL REGZAの開発から出荷までを丹念に追ったドキュメンタリーだった。そこにあったのは、ハード開発チームと、ソフト開発チームのいわば「乖離」だった。そもそも開発場所からして違う。ハードは埼玉県の工場で作り、ソフトウェア部隊は神奈川県のオフィスビルで制御系のファームウェアを開発する。 ソフト部隊が完成させたファームウェアは、ネット経由で工場に送られ、USBメモリでハードにインストールされる。繰り返される動作不具合、その都度工場から電話でソフト部隊に問い合わせる、その繰り返し。お披露目の場となるCEATEC会場でも、会期中に全く映像が映らなくなるトラブルにも見舞われる。極めつけは、出荷風景。ようやく製品となったCELLレグザの初出荷の
こんにちは。 さきほど、なんとなく、Googleで「演劇 著作権」で検索してみたんです。 で、上位から順番に見ていったところ、5番目に土屋俊先生の「演劇研究者のための著作権セミナー」のPDFファイル*1が・・・(2010年12月13日13時30分・日本時間現在)。 ご存じの方も多いかと思いますが、土屋先生は、哲学や情報倫理の専門家ですが、千葉大学付属図書館の館長を務めていらっしゃったことから、大学図書館と著作権の問題にも積極的に関わってこられた方です。 で、何でまた、その土屋先生が演劇研究者のために著作権について語ったのかは、私には知る由もありません。 が、資料を見てみると・・・、気になる記述があるではないですか。 なかでも私がとくに気になったのは、資料の7枚目(「一般的な誤解だと思うこと」)と8枚目(「契約は法律に優先する」)です。 まず7枚目です。 土屋先生によれば・・・。 (1)「権
文化審議会著作権分科会は13日、著作権法に「権利制限の一般規定」を導入するよう求める法制問題小委員会の最終報告を大筋で了承した。書籍や楽曲、アニメキャラクターなどの著作物について、著作権者の利益を不当侵害しない範囲で柔軟に無許諾利用が認められる内容となっている。 文化庁は分科会の報告書に盛り込み、早ければ来年の通常国会に同法改正案を提出する見通しとなった。 インターネット普及などIT化の進展で、著作物が多様に使われている実態に合わせ導入が検討されてきた。だが著作権者側からは、不当利用が広がることを懸念する声も出ている。 法改正が行われた場合、販売目的で違法にコピーするなどの不正行為を除き、大まかな原則「一般規定」に基づいて、著作権物の無許諾使用が幅広く認められる。 最終報告書では、無許諾利用ができる「一般規定」として(1)著作物の利用が主目的でなく利用程度が軽微(2)適法な著作物利用の過程
12月6日、「『非実在青少年規制』改メ『非実在犯罪規制』へ、都条例改正案の問題点は払拭されたのか?」と題された集会が開催された(主催:東京都青少年健全育成条例改正を考える会/協力:コンテンツ文化研究会) 12月6日、いわゆる都条例問題を考えるシンポジウムが「なかのZERO」で開催された。 開催予告から当日までの期間が短く、告知も主催と出演者たちがTwitterなどで参加を呼びかける程度だったが、当日は整理券が発券され、定員550人の会場に1600人近くが集まり、会場周辺には長蛇の列ができた。 あふれた約1000人の参加希望者はサブ会場でのパブリックビューイングとなったが、そのサブ会場にも入れずに帰る人も出るという盛況ぶりで、この問題に対する関心の高さが伺えた。 当日は、評論家の呉智英氏(日本マンガ学会会長)をはじめ、漫画家のとり・みき氏、作家の山本弘氏、ジャーナリストで前衆議院議員の保坂展
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