紹介 日本国内の議論を二分する、TPP=環太平洋経済連携協定への参加協議。現在、先行する参加国間で深刻な対立を招いている分野の代表格が、著作権・特許などの知的財産だということはあまり知られていない。流出した米国政府のTPP知財文書には何が書かれているのか?その「真の狙い」とは?アメリカやEU各国で大きなうねりを見せた「ネットの自由」への希求、躍進する「海賊党」の存在、グーグルやアップルなど、「新たな立法者=国際プラットフォーム」などの動向も踏まえながら、情報社会における最適なルールメイクのあり方を第一人者が考える。巻末にTPP知財リーク文書抄訳を公開。 目次 第1章 「SOPAの息子たち」(ネットを黒く塗れ! 欧州で燃え上がった反ACTAと「ネットの自由」 ほか) 第2章 TPPの米国知財条項を検証する(要求1:著作権保護期間の大幅延長 要求2:非親告罪化 ほか) 第3章 最適の知財バラン
![「ネットの自由」vs.著作権 福井 健策(著/文) - 光文社](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1468563dcd146d0bd3ec418692ede076d8eb884a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.hanmoto.com%2Fbd%2Fimg%2F9784334037079_600.jpg%3Flastupdated%3D2015-08-20T10%253A45%253A47%252B09%253A00)