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ブックマーク / inflorescencia.hatenadiary.org (45)

  • CCJPシンポジウムまとめ② - 半可思惟

    今日から大学で授業がはじまりました。 債権法各論という講座で、嫌でも契約について学ぶので、その際に「ライセンスを契約と言い切って良いのかどうか?」について改めて考えていきたいと思います。 それでは昨晩公開したまとめ①に続いてまとめ②です。 高野明彦教授 「データベースの新しい価値を引き出す情報サービスについて」 高野先生は「連想する情報サービス」をテーマにご自身の研究報告をなさっていました。 ・・・実を言うと高野先生の発表がCCとどう関連しているのかがいまいちつかめなかったことが原因で、ちょっと曖昧な記憶しかないのですが・・・。レッシグブログから引用すると プレゼンテーションのひとつはNIIが構築した優れたデータベースについてのもので、さまざまなデータベース間の関連性を見つけだしデータベースを横断したトラフィックを生むというものだった。 ということだそうで。 もう少しおぼろげな記憶をたぐり

    CCJPシンポジウムまとめ② - 半可思惟
  • CCJPシンポジウムまとめ① - 半可思惟

    今さら感は否めませんが、一応自分用のメモということで・・・3月27日に開催されたCCJPシンポジウムについてまとめておこうと思います。 とりあえず既に報道されてる記事にリンク↓ http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2006/03/27/11392.html http://pcweb.mycom.co.jp/news/2006/03/27/014.html また国立情報学研究所主催のNII国際シンポジウムですが、こちらもクリップ↓ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0603/27/news075.html さて当日は別件の用事があったにも関わらず、レッシグ先生見たさに参加してしまったわけですが、ご人の講演を聞けただけでなく休憩時間中にロビーでちょっとだけ接近できて、なかなか感慨深い思いをしま

    CCJPシンポジウムまとめ① - 半可思惟
  • 別冊宝島:2重の基準 - 半可思惟

    また、山口貴士弁護士インタビューのなかでインタビュアの栗原裕一郎氏が指摘していたのは 法律が侵害と判断するハードルの高さと、一般の読者なり出版業界なりの考えてる"似てる"の高さが全然違っているということ でした。 この点に関して、「のまネコ」や「エデンの花」などを問題視する人たちは自覚的なのでしょうか?私にはそこが気になります。 もし、著作権法に反している(と誤って信じている)からバッシングや「祭り」が起きているのであれば、著作権法の理解を深めることによって騒ぎの沈静化ができると言えます。 ちなみに、騒ぎが起きることそれ自体に問題はないと思います。儀礼的空間*1って必要だと思いますし。でも、別冊宝島でも指摘されていましたが、こうした「ネットで話題」→「新聞・TVなど他メディアで報道」→「責任者謝罪」みたいな流れが多くなってきていて、しかも問題となった作品の絶版・回収という形でけりがついて、

    別冊宝島:2重の基準 - 半可思惟
  • 別冊宝島:のまネコ問題 - 半可思惟

    前者において、エイベックスが著作権法的に「黒」であるフラッシュを採用したのは画期的であったことを述べた上で*1 反エイベックス、反企業主義の思いのあまり、彼らはそのチャンスをネット全体から奪い去る結果となった。(略)のまネコ事件は、一見すると「商業主義に対するネットの勝利」に見えるかもしれないが、実際にはネットでの著作権的に締め付けを強化するという結果を生み出しただけではないだろうか。(松永英明氏による記事より) とありました。大変鋭く、そして重要な指摘です。 もし協調姿勢が取れていたら、と松永氏が言うのも当然だと思います。「灰色」というか結構「黒」でも、プロモーションという形のフェアユースが認められたかもしれないからです。「著作権法にひっかかるかも」という恐れより、クリエイティブなものに目が向けられていたからです。著作権をガチガチに囲い込むよりも、オープンにした方がビジネスチャンスが広が

    別冊宝島:のまネコ問題 - 半可思惟
  • 著作権保護期間延長 - 半可思惟

    近況 久々の更新です。 後期も折り返し地点で、レポートの波が押し寄せ 日々おぼれかけてました。 なのでmixiに日記は書けても、こっちはなかなか・・・ でもあとはイスパのテストだけなので、 そろそろ半可思惟にも復帰します。 誰に期待されてるわけでもないけどね。 mixiのコミュニティ さて、mixiにはウェブ上のサークルみたいな コミュニティというシステムがあって、 そのなかのロージナ茶会に加入してみました。 そこは白田秀彰先生を首座として インターネットと社会との関係について広汎な研究活動を行っている研究会……と言いたいが、実態はそういったネタについての茶飲み話をする会 (mixiロージナ茶会、コミュニティの説明より) が催されてるところです。*1 そんなわけで、Hotwired Japanに連載中の 「白田秀彰の『インターネットの法と慣習』」最新版「著作権保護期間延長を擁護してみる」を

    著作権保護期間延長 - 半可思惟