昨日の、内閣不信任案の国会のドタバタ 内閣不信任案の提出理由に、震災対策の不手際というものがあった。しかし政治業界の内部ではそう見えるのかも知れないし、世論調査でも聞かれればそう答えるのかも知れないが、内閣を引きずりおろして交替させて、より震災対策が効率的に進むというものではない、と多くの人が感じている。私も、指摘されている事実はそれぞれそうなのだろうと思うが、全体として、他の人がやればそうした不手際が回避されたのかと思うと、そうではないように思っている。わけのわからない事態に向かっていくときに、不手際なく進められるはずという前提を立てるのは、受験秀才的な期待値であり、現実に耳を貸さないバカの壁だと思う。 そこには「何となくダメそう」という、先入観や決めつけみたいな感覚が横行していたことも、イヤな感じがしていた。ガソリン何とか隊の行動に見られるように、菅首相の野党時代の不徳みたいなものがす