彼らは愛国者のつもりらしい人々が多い。 だが経済政策より歴史解釈よりもっと重要なのが公文書の正当性担保だ。 公文書改ざんは歴史的重罪。 これが従軍慰安婦問題の解釈やら教育論の違いでの対立なら、価値観と考え方の差で諦めもつくが公文書改ざんは、ありとあらゆる指標を捻じ曲げるという点で害悪以外にない。 公文書で書かれていることは1次ソースとして信頼されるが、それが嘘なら影響は甚大だ。歴史を見ればそれは明らかだ。 日本史上最も有名な嘘の公式発表といえばこれだろう。 大本営発表 - Wikipedia この内容を見れば分かる通り公式の嘘が国の滅亡までつながるという実例だ。 これは間違いなく歴史である。 嘘の発表は当然ながら嘘に基づいて関係者の行動方針を決める。歴史を振り返れば「日本が勝っていた、と思ったら負けていた」ということもあり得るわけだ。敗北の日を迎えた時、勝っていたと聞いていたと思った人は多