写真は2004年12月に発売された『サッカー批評 ISSUE25』。宇都宮にとっては生涯忘れることのできない号である。 本来の目的から逸脱して、会社同士の泥仕合になっている──これが一連の「エア取材」騒動に関しての私の率直な感想である(あえて「騒動」と表現した理由については後述する)。本件の流れについては、清義明さんがわかりやすく整理してくれているので、こちらを参照していただきたい。 さて本件に関して、これまで私はSNS上ではコメントすることはもちろん、RTすることもあえて控えてきた。もちろん「エア取材」なるものが実際に行われていたのなら、それはすなわち捏造記事であり、断じて許されるものではない。が、そもそもこの話題は(当WMをご覧の皆さんならよくご存じだろうが)、すでに今年の春から『フットボール批評』にて、3回にわたって問題提起されてきたものである。それがここにきて、いきなり炎上案件とな