チェルノブイリ事故から31年、「癒えない傷」=ウクライナ・ベラルーシ両首脳 26日、ウクライナ北部の旧ソ連チェルノブイリ原発事故から31年を迎え、4号機のシェルター前で演説するポロシェンコ大統領(中央)。左はベラルーシのルカシェンコ大統領(AFP=時事) 【キエフ=AFP時事】史上最悪とされるウクライナ北部の旧ソ連チェルノブイリ原発事故が26日、丸31年を迎えた。ポロシェンコ大統領が、被災した隣国ベラルーシのルカシェンコ大統領と現地を訪問し、原発事故は31年を経ても「癒えない傷」と訴えた。 【写真ニュース】チェルノブイリ原発 爆発事故は1986年4月26日未明、4号機で試験運転中に起きた。欧州への放射線被害を将来にわたって防ぐため、ウクライナは国際社会の支援の下、4号機を覆うアーチ型シェルターを昨年完成させている。 ポロシェンコ氏はシェルター前で「何よりチェルノブイリの悲劇で、われわれ