理科資料集などで進化の系統樹を見るたびに思うのは、進化した生物とそうでない生物の差だ。 進化したほうの生物は困難な環境に立ち向かったり、より多くの食料を得るために自分を変化させたのだが、果たして僕がその状況におかれたらがんばって進化しただろうか。 「いいや、おれ、爬虫類のままで」 と言ってないだろうか。そうしたらそのあとの子孫、全部地面を這いつくばって生きなければならないのだ。 YES-NOチャートで検証してみたい。(林 雄司) いきなりYES-NOチャートの話になった 冒頭のリード、系統樹の話からいきなりYES-NOチャートが登場してなにを言っているのかという流れになってしまった。 たとえば高いところの葉っぱを食べたいからキリンの首が伸びたという有名な話も、 「高いところの葉っぱを食べますか?」 YES → あなたはキリンです! NO → 次へ というYES-NOチャートで表すことができ