ほぼ30年間も謎だった土星の北極を取り囲む六角形の渦巻きの謎がついに解き明かされた。 土星の北極では、全幅32,187kmに広がる奇妙な六角形構造が土星の自転周期とほぼ同じ速度で回転している。これまでその原因は不明であったが、米ニューメキシコ州ソコロにあるニューメキシコ工科大学の惑星学者ラウル・モラレス=フベリアス教授の最新の研究によって、雲のある大気層で極周囲を東へと吹くジェット気流が、その下に流れる風に押されて六角形になることが判明した。
手段を選ばず生き延びる道を探し出すことは、種の保存の法則から言えば正しい選択であろう。例えばタンポポの綿毛がふわわ、ふわふわと遠くにその種子を運ぶように、中には自爆テロ的に種子を飛ばす植物も存在するのだ。 Unbelievable Footage of Exploding Plants スミレ この画像を大きなサイズで見る 硬くて丈夫な殻の中にびっしりと詰まったスミレ属の花の種。三角形の形をした種は、実が熟すにと、3つに割ける。そして陽にさらされ内側が乾き、皮が内側にしぼむように閉じていく。その時のしぼむ圧力に押され、中の種が次々に飛び出していく。 ツリフネソウ科 この画像を大きなサイズで見る 「私に触らないで」という花言葉を持つツリフネソウになると、弾ける勢いは更に増す。ちょっとした接触により、鞘から飛び出す種は、他の鞘にぶつかり、まさに連鎖のごとく種がはじける。まるで、夜空に咲く花火の
犬の心拍数を感知し、犬がワクワク・ドキドキした瞬間にシャッターがぱしゃり。そんな楽しそうな犬用カメラデバイス「ハートグラフィー(Heartography) 」がニコンより開発されたそうだ。映し出された写真を見れば、犬がどんなものが大好きで、どんなものに心を動かされているのかが良くわかる。 そのしくみはこうだ。ハーネスに設置されたセンサーが犬の脈拍を計測。それに加えて小型コンピューターが心臓の鼓動から犬の感情を判定し、テンションが上がった瞬間にニコンのカメラ「COOLPIX L31」のシャッターが自動で切れる。更に飼い主は有機ELディスプレイから犬の心拍数を把握できるようになっている。 この画像を大きなサイズで見る それでこのワンチャンが撮影した写真をみていこう。 この画像を大きなサイズで見る 水槽のカニにドキドキ この画像を大きなサイズで見る ハトたちにワクワク この画像を大きなサイズで見
スイカの中央をくり抜き、そこに660度に熱したアルミニウムの液体をドクドクと流しいれるという実験映像である。犬も友情出演しており、この実験をかたずをのんで見守っていたりいなかったりする。 さて、スイカに熱したアルミニウムを入れるとどのようなことが起きるのだろう? Pouring Molten Aluminum In a Watermelon. Awesome Surprise! 一番恐れていたスイカ爆発はなかったようだ。 スイカ内部でじわじわと冷えていったアルミニウム。 スイカを割ってみると・・・ この画像を大きなサイズで見る なんかでてきた この画像を大きなサイズで見る ちょっとしたアルミニウムアート作品ができあがったようだ。 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る 当然のことながら高温のアルミニウムとか危険なので良い子のみんなはマネをし
溶かしてしまうにはあまりにも惜しすぎる、冬将軍が車に残していった様々なアート作品。うまい具合に凍り付いて、偶然出来上がった氷の幾何学模様や鳥の羽のような模様はこの世に一つだけしか存在しない芸術品だ。 ■1.繊細なる鳥の羽のよう この画像を大きなサイズで見る ■2.蜘蛛の巣が凍り付いてレースのように この画像を大きなサイズで見る ■3.見事な流体を帯びた模様 この画像を大きなサイズで見る ■4.雪がカーペットを丸めたようになった この画像を大きなサイズで見る ■5.凍り付いたまま張り付いたシャボン玉 この画像を大きなサイズで見る ■6.こんな模様の曇りガラスがあったら欲しくなるな この画像を大きなサイズで見る ■7.どこまで凍らせればここまでいけるのか この画像を大きなサイズで見る ■8.立体造形 この画像を大きなサイズで見る ■9.躍動感あふれる寒冷地仕様ベンツ この画像を大きなサイズで見
科学者たちはこれまで、海底の巨大な潮流から、海洋の成り立ち、キリンの首、シマウマの縞模様に至るまで、世界の不思議となぞに挑んできた。お金の無駄遣いだの、それ何の役に立つの?と言われながらも、心折れずに研究をつづけ、人から人へと受け継がれ、ついにそれらの謎の答えが出たのだ。 ここでは、最近になって解明された、あるいは解明の糸口が見つかった10のミステリーを見ていくことにしよう。 10. デスバレーの動く石の謎 この画像を大きなサイズで見る 1940年代から最近まで、デスバレー国立公園内にあるレーストラック・プラーヤ(雨期には浅い湖になるが、蒸発すればただの乾いた大地になる湖)の乾いた表面を石がひとりでにさまよい動くという不可解な現象が起こっていて、多くの人々がその謎に頭を悩ませてきた。 何十年もの間、まるで見えざる力がたくさんの石を同時に動かしたかのようで、乾いた地面の上には長くひきずったよ
むしろこんなに簡単に発火してしまうことに驚きなのだが、非常事態とか遭難とかの時に覚えていて損はない、ガムの包み紙と乾電池で一瞬にして火を起こす方法だ。ポイントとしてはガムの包み紙は銀紙である必要がある。 QC#56 – Gum Wrapper Fire Starter 必要なものは電池と この画像を大きなサイズで見る ガムの包み紙 この画像を大きなサイズで見る ガムの包み紙を3等分して中央部分が2ミリくらいになるようにカットする この画像を大きなサイズで見る 包み紙の表側(銀の方)を乾電池の片側(映像ではマイナス)にあたるように持つ。 この画像を大きなサイズで見る そしてもう片側に包み紙を接触させると・・・ この画像を大きなサイズで見る ね、簡単でしょ?驚くほどあっという間に火がついた。 キャンプで火を忘れたとき、無人島に流されたときに有効かもしれない。 でもこれ、うっかり手が燃える危険性
宇宙からのお年玉キター!1月7日、緑色の彗星「ラブジョイ」が地球に最大接近!肉眼でも観測可能に。次のチャンスは8000年後 記事の本文にスキップ 2015年の幕開けを祝して世界中で壮麗なる花火が打ち上げられていたが、宇宙からも壮大なるお祝いが届くようだ。緑色に輝くラヴジョイ彗星(C/2014 Q2) が肉眼で観察できるほど地球のすぐ近くまで接近しているのだ。このチャンスを逃したら次は8,000年後だというのだから、このお年玉をもらわない手はないだろう。 今でも十分近づいてきてくれているが、その最大のピークは2015年1月7日だ。 一つ前置きをするが、ラヴジョイ彗星は5つある。すべてオーストラリア在住のアマチュア天文学者テリー・ラヴジョイ氏によって発見された為、同じ名前となっているが、個々の彗星の正式名称は、発見年がつけられており、「C/2007 E2」、「C/2007 K5」、「C/201
例えば夏の暑い日、アスファルトの上がゆらゆらと揺らめいて見えることがある。また、砂糖や食塩などの結晶を水中に入れて放置し時もゆらゆらと揺らめいて見える。これはシュリーレン現象と呼ばれるもので、温度や密度の違いが光の屈折率の差となって現れたものだ。 シュリーレン撮影法とは、気体や液体の微細な密度変化を特殊な光学系を利用して光の屈折により可視化する方法だ。屈折率の差が大きければ肉眼でも観測できるが、この撮影法を使えば普段目に見えないものでも可視化することができる。 もしも人間の目が全てのシュリーレン現象を見ることができたら、世界はこんな風に見えるってわけだ。これはこれで興味深いけど、めんどくさいかもしれない。 Schlieren Optics ろうそくに火をつけた時 この画像を大きなサイズで見る ドライヤーの風 この画像を大きなサイズで見る 風船に入れたヘリウムガス この画像を大きなサイズで見
日本列島を横断した台風19号は日本各地に様々な被害をもたらした。台風の通過時には強い雨や風だけでなく気圧も変化する。この実験は台風19号が沖縄を通過した10月11日午前8時から12日午後5時までの約33時間のポテトチップスの袋の変化を撮影したものを早回しにしたものだ。 ポテトチップスの袋がふくらんで、縮んでいくのがよくわかる。 撮影は、ビクターのビデオカメラ「エブリオ」にある「タイムラプス」-機能を使い、40秒間隔で撮影したものを早回しにしたものだ。 画面左上にある紙に描かれたゲージをよく見ていてほしい。スタート時は5.7㎝だったポテとチップスの袋が、最大6.4㎝まで膨らんでいることがわかる。 2014.台風19号接近でポテチの袋は GIFアニメーションで見ると・・・ この画像を大きなサイズで見る 台風などの気象変動による気圧の変化、湿度の変化などは、我々の心身に影響を与えるといわれている
画像投稿SNS「インスタグラム」で絶大なる人気となったスコティッシュフォールドのリトルPさんは、こぼれおちそうなほど大きなお目目が特徴だ。目の大きい分世界の裏側まで見えてしまうのか、楽しいときもおいしいときも、なぜか表情には絶望が見え隠れしているという。 そんな愛くるしいリトルPさんの写真と動画をいくつか見ていくことにしよう。 アンニュイとか物悲しいとか諸行無常とか、すべてを悟った感のあるリトルPさん。あしたはどっちだ? ■1.まんまるお目目に移すものは? この画像を大きなサイズで見る ■2.くたっと絶望した この画像を大きなサイズで見る ■3.そしてドラマティック この画像を大きなサイズで見る ■4.この退廃感、人生100年くらい生きた後の感じ この画像を大きなサイズで見る ■5.股の間の絶望 この画像を大きなサイズで見る ■6.物思いにふけるリトルPさん この画像を大きなサイズで見る
科学とSFは全くの別物であるが、昔からSF小説や映画は多くの科学者を引きつけてやまない。実際に科学者らが見て憧れたSFの中にでてきたアイテムが実現化されたり、新たなる技術が開発されている。 「優れたSF映画はそのテーマにおける好奇心をかき立ててくれます」とニューヨーク・ヘイデン・プラネタリウムのディレクターを勤める宇宙物理学者ニール・ドグラース・タイソン博士は最近のインタビューの中で語っている。 ここでは一線で活躍している科学者たちのお気に入りのSF小説や映画を見ていくことにしよう。君が将来科学者を目指していて、夏休みの宿題の読書感想文が終わっていないのなら参考にするといい。 1. 順列都市 (グレッグ・イーガン著) この画像を大きなサイズで見る MIT宇宙物理学教授 :マックス・テグマーク博士 グレッグ・イーガン原作の「順列都市」が大好きだね。現実の究極の姿がテーマなんだけど、目から鱗が
動物の様な移動能力を持たない植物だけに、受粉にかける前向きな意気込みというか進化は半端ないわけで、中には何かの顔や形そっくりに擬態して昆虫たちをおびき寄せたり、別にそんな気なかったのだけど、結果的に人間を驚かせるような形になっている植物も存在する。 ここではそんな17種の植物を見ていくことにしよう。 1.サルの顔? / ドラクラ・シミア( Dracula simia) この画像を大きなサイズで見るimage by:avaxnews.net おやおや?何かの顔に似ているぞ?顔を持つ花「ドラクラ・シミア」 2.伝説の鳥?/ コチョウラン この画像を大きなサイズで見るimage by:Christian Kneidinger 3.ヒトガタ / Orchis italica(オルキス・イタリカ) この画像を大きなサイズで見るimage by:Ana Retamero ヒトガタの植物?しかもオス?何
取りつけるだけで、あなたのスマホが顕微鏡に早変わり。”MicrobeScope”は倍率800倍のポータブル顕微鏡で、直接肉眼で観察することもできるし、動画や画像として保存することもできる。生物観察が大好きな、生物処理班には画期的なアイテムだ。 MicrobeScopeは、通常の顕微鏡のようにスライドガラスは使わず、標本を直接光を放つ台の上に乗せる(LEDライトの光源は単四電池)。あとはスマホを、この顕微鏡の上の台に取りつけ、スマホのカメラレンズを顕微鏡の接眼レンズに合うように調整するだけ。 この画像を大きなサイズで見る 焦点を調整するノブはなく、固定焦点レンズと倍率はひとつだけなので、科学実験室には物足りない装置かもしれないが、好奇心旺盛な子供や大人にとってはとっても楽しいものになるだろう。 この画像を大きなサイズで見る MicrobeScopeの開発のために、キックスターター(アメリカの
ロシアで生まれアメリカで育った作家であり生化学者であるアイザック・アシモフはこんな名言を残している。「科学という一つの光は、それが如何なる所で灯されようと、至る所を明るく照らす。」 またイギリス人作家、アーサー・C・クラークは「高度に発達した科学技術は魔法と見分けがつかない。 」 と言った。 日々更新されていく科学技術は、人類の存在の歴史でもある。理科離れ、科学離れが叫ばれて久しいが、実際に科学はこんなにも魅力的で、まるで魔法を見ているかのように心踊らされる。 海外サイトで紹介されていた、「科学好きなら一度は行くべき世界22のスポット」。早速リストアップしておくことにしよう。 1.ヘール望遠鏡 米カリフォルニア州サンディエゴのパロマー天文台 この画像を大きなサイズで見る この画像を大きなサイズで見る カリフォルニア工科大学が作ったヘール望遠鏡は、宇宙の端にある銀河や、数千にも及ぶ小惑星を観
透明標本は昔からある標本の作成方法で、小型生物のタンパク質を酵素を使って透明化させ、解剖することなく繊細な骨格や軟骨を観察するための技法であった。 生物学・医学分野では、体の構造を知る上で欠かせない技法である透明標本だが、最近になり、大学で生物科学を学んでいた冨田伊織さんが、透明標本作品を発表してから、アート的にも、生物学的にも、再び注目を集め、今では世界中で話題となっている。 今回紹介する作品は、米ワシントン州フライデー・ハーバー・ラボラトリーズ大学の生物学者、アダムP.サマーズ教授が作った魚たちの透明標本だ。 ■1.ダンゴウオ ■2.サメ ■3.エイ ■4.コイ、ではなくタラとかその辺の魚らしい ■5.シュモクザメ ■6. ■7. ■8. ■9. ■10. これらの魚は漁師さんからもらい受けたものだそうだ。透明標本は誰でも簡単には作れない。生物のタンパク質を完全に透明にする為には固体に
ロシア、ノボシビルスクの動物園で、ライオンの父とライガーの母から生まれた子ども、ライライガーの子どもが公開された。ライガーは、ライオンのオスとトラのメスの交配によって生まれる雑種。今回生まれたのはライオンとライガーの混血種だからライライガーというわけだが、ライライガーはおそらく世界にたった1頭しか存在しないという。 ソース:Kiara is the First Born Liliger Ever (20 pics) このライライガーの名前は「キアラ」。母親であるライガーのジータは十分なミルクを与えることができなかった為、キアラは動物園のスタッフが育てることになった。母親のスキンシップと愛情が大切だということで、家猫であるダーシャが起用された。ダーシャはライガーの母親に代わり、キアラのお世話をしているという。 家猫のダーシャさんは最近出産したばかりだそうで、我が子のようにキアラを受け入れてい
究極の異種愛、フェンスを飛び越え密会していたシマウマとロバの間に生まれたハイブリッドのイッポちゃん(イタリア) 記事の本文にスキップ お母さんはロバでお父さんはシマウマ。イタリア、フィレンツェの動物保護施設で、今年7月に誕生したハイブリッドな交雑種、ゼブロイドのイッポ(Ippo)さんが人気急上昇だ。 イッポさんは人間の手によって生み出されたものではない。母親のロバと父親のシマウマの禁断の愛の結果生まれた愛の結晶なのである。 父親であるシマウマのブラウニーさんは、経営破たんした動物園からこの保護施設へとやってきた。母親である美人ロバのアミアータさんは絶滅危惧種の希少なロバである。 ロバのアミリータさんに恋しちゃったシマウマのブラウニーさん。シマウマの恋心に気が付いた施設側では、希少種であるロバのアミリータさん保護の為、2頭を分離するためにフェンスを設置した。 にもかかわらず、シマウマのブラウ
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