神話や伝承、SFはもちろん、海外の陰謀説に必ずと言っていいほど登場するのが、ヒト型爬虫類、レプティリアンである。「レプタイル・エリート」という言葉を聞いたことがあるだろうか?発端は、元BBCのスポーツライターで、自称"神の子"、デイヴィッド・アイクの1999年の著作『大いなる秘密』から出てきた。 この本の中でアイクは、「世の中はレプティリアンに支配されている」と断定している。これはひどく荒唐無稽な陰謀説に思われるが、およそ1200万人のアメリカ人がこれは真実で、レプティリアンが人類に反旗を翻す陰謀が存在すると信じているという。 もちろんこうした説は裏付けが乏しく不確かな情報であり、嘘であると論破するのは簡単なことだが、世界を牛耳るという「レプティリアン陰謀説」はなかなか設定も手がこんでいて、思わず信じてもいいかも?と思うほどには魅力的なのだ。