(その一はこちら) 画面には福島県立医科大学附属病院の俯瞰映像が映し出されます。 [ほとんどの手術が行われている福島県立医大。そのすべてに携わるのが、鈴木眞一教授だ。 「過剰診断」なのかどうか聞いた。] 鈴木 「今回見つけてあるものは、もうすでにリンパ節に転移したり、甲状腺外に出ていたり、またそれが強く疑われるものに対して治療していますので…」 [鈴木教授は摘出手術した甲状腺がんのおよそ75%にリンパ節への転移があった事などから、「過剰診断」ではないと強調した。 一方で、「放射線の影響は考えにくい」という立場だ。 とすると、手術が必要なこれだけの数の甲状腺がんが、潜在的に存在していたというのか?] 鈴木 「そうだと思います。」 記者 「逆に、手術しなきゃいけない症例がほったらかしにされていたという事かなという風に思っちゃうんですよね…」 鈴木 「そこは…」 記者 「結果的にはみんな手術して
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