北朝鮮が先日、大陸間弾道ミサイルの発射実験をおこなったことを受けて、“アメリカ最後のフロンティア”であるアラスカ州は北朝鮮の核弾頭ミサイルの射程圏内に入った。そして「最も現実的な破壊の標的はアンカレッジだ」という推測がニュースをにぎわせている。 しかしアラスカの人々の多くは、もっと「目の前の危険」に注意を向けている。たとえば、幹線道路をふさぐ雪崩、キャンプ場で人がクマに襲われた事件、ボート事故、地震などだ。アンカレッジ市長のイーサン・バーコウィッツは皮肉交じりに言う。 「ミサイルよりヘラジカの被害のほうが心配です」
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