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青春少年マガジンに関するcrea555のブックマーク (3)

  • 青春少年マガジン1978~1983 - 映画瓦版の読書日誌

    小林まこと版「まんが道」とでも言うべき、著者の自伝的な青春マンガだ。藤子不二雄Aの「まんが道」が昭和30年代の若いマンガ家たちの青春を描いているのに対して、この作品は昭和50年代の若いマンガ家たちの青春を描く。短期的に連載されていたものをまとめているので、物語は著者とほぼ同時にデビューした2人の新人マンガ家(小野新二と大和田夏希)の物語に限定されているが、それによって雑多なエピソードの中に一ストーリーの縦軸が通っている。 ほとんど著者自身の一人称視点で描かれている作品なのだが、一箇所だけ視点が他の登場人物に移るシーンがある。仕事でスランプに陥った大和田夏希が、駅の階段で転落の恐怖に襲われて身動きできなくなってしまうシーンだ。他のシーンが徹底して著者一人称の語りだけに、このシーンだけが突出している。そしてここから物語は、著者と並走してきた2人の親友の死について語りはじめる。 これは著者の自

    青春少年マガジン1978~1983 - 映画瓦版の読書日誌
  • 『青春少年マガジン』小林まこと - 雨宮まみの「弟よ!」

    ★読みました。いやー、いい読んだなぁ。 これは『1・2の三四郎』や『ホワッツ マイケル?』で知られる漫画家の小林まことさんが、1978〜1983年の、自分の若かりし頃の『少年マガジン』についての思い出を描いたマンガなのですが、冒頭はこんなふうに始まります。 小林まこと「なに? 週間少年マガジンが創刊50周年だと!?」 編集者「はい!! おかげ様で。つきましては小林まこと先生が『1・2の三四郎』を描かれていた1978年から83年までの苦労話や、楽しかった思い出などを漫画で描いていただけないかと思いまして・・・」(句読点は私が入れました) 小林まこと「楽しかった思い出など、ない!!」 このあとに「下手したら死んでるところだったんだぞ、この野郎てめえ!!」と罵倒が続くのですが、ここからはじまってゆく物語が、非常にいい。 この「下手したら死んでるところだった」ことが、嘘でも何でもないシリアスな時

    『青春少年マガジン』小林まこと - 雨宮まみの「弟よ!」
  • いけさんフロムFR・NEO RE 笑った、泣いた、そして描きまくった!小林まこと「青春少年マガジン」コミックス発売!!

    12/17に週刊少年マガジンで連載していた、小林まこと先生の「青春少年マガジン」が発売されました。 マガジンの創刊50周年の企画として、小林まこと先生のデビュー当時の苦労話や面白かった話などを漫画という形で描かれたのです。 (単なる企画ならホンの数話で終わってしまうと思っていましたが、ちゃんとコミックス化出来るほどの連載をしていた訳です。) 表紙を飾っているのはマガジンを支えてきた漫画家や編集者たちですが、その中でも大きく描かれているのが三人います。 小林まこと(人)、小野新二、大和田夏希です。 互いに意識し、時には罵りあいつつ熱い友情をも育んできた彼らを、ある編集者は「新人三バカ」と呼んだ! これは小林まことによる汗と涙と感動の青春ストーリーなのである!! 新人はここから始まる。 20歳になろうとしていた小林まことの元に「入選」の連絡が入ったのだ。 デビュー作「格闘三兄弟」によって

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