「1週間のごぶさたでした」の名せりふで知られた司会者の玉置宏氏(たまおき・ひろし、本名・玉置宏行=たまおき・ひろゆき、司会者)が11日午前10時33分、脳幹出血のため死去した。76歳。葬儀・告別式は近親者だけで済ませた。後日、お別れの会を行う予定。 川崎市生まれ。昭和31年、明治大学商学部卒業後、文化放送アナウンサーとして放送界入り。昭和33年、フリーとなってからも司会者として活躍した。TBS系「ロッテ歌のアルバム」やテレビ朝日系「象印スターものまね大合戦」で人気を博し、「1週間のごぶさたでした」の名調子で一世を風靡(ふうび)した。 昭和61年にメガロポリス歌謡祭特別賞受賞、平成16年に横浜文化賞、平成19年に林家彦六特別賞などを受賞。 平成14年から「横浜にぎわい座」館長に就任して、演芸イベントでも活躍。日本司会芸能協会名誉会長も務めた。 著書に「玉置宏のナレーション大全集」や「玉置宏の