『永遠の王』(えいえんのおう、英語: The Once and Future King)は、イギリスの作家テレンス・ハンベリー・ホワイトによるアーサー王伝説を題材にしたファンタジー小説。 1938年に第一部「石に刺さった剣」が出版され、紆余曲折ののち1958年に全四部が一冊の本にまとめられた。プロットはおおまかにトマス・マロリーの『アーサー王の死』が元になっているものの、執筆当時の状況(とくに第二次世界大戦)を受けて新たな解釈が盛り込まれている。本書を元にしてのちに2本の映画(『王様の剣』(1963年)、『キャメロット』(1967年))が作られた。 原題"The Once and Future King"(かつての、そして未来の王)は、トマス・マロリーの『アーサー王の死』で言及されているアーサー王の墓石に刻まれたとされるラテン語の六行中間韻詩、"Hīc iacet Arthūrus, re