タグ

ブックマーク / macgyer.hatenablog.com (2)

  • 神の不在と越境について:『桐島、部活やめるってよ』 - 冒険野郎マクガイヤー

    格差があって、戦争がある。だから――学校は、世界だ。 あちこちで評判の良い『桐島、部活やめるってよ』を観たのだが、聞きしに勝る映画だった。いわゆるスクール・カーストがテーマなのだが、高校生活から20年以上経たんとしているおっさんの自分にも、他人事とは思えない描写が満載だった。 あまりにも面白かったので、その後原作小説も読んだ。面白かった。面白かったのだが、映画化するに当たって、どこを切り捨ててどこを膨らませるかの選択が絶妙だと感じた。 ぬおおお…!桐島は原作が映画をレイプするというなかなか珍しい現象を生んでいるやもしれませぬ。 という原作者の呟きが、さもありなんという感じだった。 桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 朝井 リョウ 原作は、複数人の高校生による一人称視点での短編が続く連作形式なのだが、映画はこれを『レザボア・ドッグス』や『現金に体を張れ』といった時間軸をシャッフルする形式

    神の不在と越境について:『桐島、部活やめるってよ』 - 冒険野郎マクガイヤー
    crea555
    crea555 2012/09/01
  • 最後の武器、それは東映動画スピリッツ:「サマーウォーズ」 - 冒険野郎マクガイヤー

    べ、別に細田守監督のことが好きってわけじゃないんだからね!「ぼくらのウォーゲーム!」や「どれみと魔女をやめた魔女」でヤラれちゃったなんてことないんだから!「ワンピース オマツリ男爵と秘密の島」に「ハウル」降板騒動を反映させたなんて、つまんないこと言ってんじゃないわよ!!「時をかける少女」だって、仕方なく劇場で三回観た後DVD買ってあげただけなんだから!か、勘違いしないでよ!! ……というわけで「サマーウォーズ」観てきた。面白かった。やっぱりさ、敢えて「嫁」と書くけれども、嫁の親戚ってのは「他者」なわけですな。で、その「他者」が、主人公の努力やコミットや生き様や志で、だんだんと「仲間」や「家族」になっていくところが感動的なんですな。そして、それは現代というか近代的な感動であるとも思う。 ちょっと気になったのは視点の不統一だ。この映画、童貞主人公が好きな女の子の家族にコミットすることでオトナに

    最後の武器、それは東映動画スピリッツ:「サマーウォーズ」 - 冒険野郎マクガイヤー
  • 1