株式会社バッファローは、無線LAN“11ac技術”を搭載する製品を7月上旬より順次発売することを発表した。米国電気電子学会(IEEE)にて策定が進められているIEEE 802.11acで採用が見込まれている新技術のうち“変調信号の多値化”を搭載しており、従来のIEEE 802.11nから伝送能力を約1.3倍に向上。ラインナップには親機単品の「WZR-D1100H」、LAN端子用 子機単品の「WLI-H4-D600」、親機と子機のセットモデル「WZR-D1100H/E」が用意されている。 各製品では、“11ac技術”搭載により、理論値でスループット600Mbpsが実現されている。「WZR-D1100H」は3本の内部アンテナを備え、スマートフォンのみで設定を行える“AOSS2”機能を搭載。既存の規格ではIEEE 802.11n/g/b/aに対応しており、5GHz帯と2.4GHz帯の同時利用も行