Ruby は命名規則を使って変数の種類を決定する。 変数には5種類ある。 どの変数も,最初に代入されたとき,事前の宣言なしに自動的に生成される。 3.1 グローバル変数 グローバル変数はドル記号で始まる。 プログラムのどこからでも参照できる。 グローバル変数の一覧は global_variables で得られる。 $greeting = "Noradzeer\n" def print_greeting print $greeting end print_greeting # Noradzeer を印字して改行する これは Perl にインスパイアされた仕様です。 Perl の設計者はこれを Unix Shell から借りたとしていますが, 実際には Unix Shell でのドル記号は文字の列を変数名と解釈して展開するための 一種の演算子ですから,むしろ Perl オリジナルの仕様です。